イヤイヤ絶頂期！とばかりに
なんもかんも
「いやなんじゃーーー！」
とごねることが多かったんですね。
やれやれ。
仕方ない・・・。
・・・。
・・・。
いやいや・・・。
こっちもむかついてきたーーー！！！
と沸点低めになってきた最近。
何かしてると邪魔をする
やらかしていて、それを注意すると、さらにやらかす。
よくありがちな光景。
またその日も
けんかをしていたんですね。
だんだんお互いヒートアップ。
すると・・・
ケンカ中に
マグロ君が
「だって・・・
ぎゅーして欲しかったんだもん」
って言ったんですね。
「えっっっっっっっ？？？？」
って私はなんだか
すっごく驚いて
いや、
別に驚くことでもないんだけど
この3歳児は、
本当は
「ぎゅーして欲しい」
それなのに
それをそのまま表現しないで
「ママが怒ることをあえてする」
といった方法をとった。
もうそんなことするんだ？？
となんかびっくりで。
驚きながら
マグロ君に
「そうだったんだね。
これからは
感情や思ったことは
真っすぐに伝えてね。
それでいいんだよ。
ちゃんと気持ち伝えないと
伝わらないからさ。
もったいないよね。
あなたの「ぎゅーして、抱っこして」より
優先することなんて
ママにはないんだよ」
そんな風に
ぎゅーしながら
伝えると
マグロ君
なにやら
ふかーくうなずいて
納得した様子。
言いながら、
「そうだよなあ」
と自分で言って
自分で納得する私。
もしも
ぐずったかず、その回数だけ
本当は「抱っこして」って
言いたい数だったとしたら・・・。
なんか胸が
ちょっときゅっとなった。
マグロ君がこういう表現をしたのは
「自分の抱っこして」より
「ママにとっては家事のが優先」
って感じたんだろうなあ。
だから、うまく表現できなくって
邪魔をしたんだろうな。
ってことだよなあ。
確かに、家事を済ませるのを
優先してたよなあ。
でも
別にそれでいい。
そうしたいときはそうしたらいい。
そのうえで
どっちが大切かって
心にきくと、
「マグロ君がぎゅーしたい時は
できるだけ私はぎゅーしたい」
なあって。
そんなやり取りがあってから
ずいぶんと
「ぎゅーして」
「抱っこして」
の頻度が増えました＾＾
本当はこんなに頻繁に
ぎゅーとか、抱っこ
して欲しい欲求が
あったんだね。って。
当社比350％増。
そして
ぐずぐず言ったり、
お邪魔する数
随分と減りました。
3歳児なので
普通にありますが
やっぱり減ったよなあ・・・。
驚きなのは
「ごめんなさい」が
それ以降、すぐにすんなり
出てくるようになったこと。
これについては
特に話題にしていなかったけれど
「気持ちを真っすぐ伝える」に
連動したのかなあ、と
こんな日常にある
些細な出来事。
でもこれ
私は見逃さずに
キャッチしたいな、と思う。
「寂しいから抱っこして」
「安心したいからぎゅーして」
「不安だから一緒にいて」
それはそのまま感じたことを
表現すればいいものを
いつからか、それを
別の表現を使う事に慣れて
言えなくなる。
本当の気持ちが分からなくなる。
溜めていく。
それってこじれの原因かなと思う。
別に子供とか大人の問題じゃない。
嬉しい、楽しい、悲しい、不安、むかつく、モヤモヤ、ざわざわ
いろんな全部の自分の感情を
大切にしてねって。
味わって表現してねって。
それは君の羅針盤だよって。
それだけ
伝わるといいなあって
いつも思う。
マグロ君に言っているように見せて
自分へのメッセージ。
だな。
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