昨日、小さく報じられた
9/30 FNNニュース の件、
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00208664.html
安住財務相、為替介入が可能な額を過去最大となる46兆円まで引き上げることを明らかに
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安住財務相は30日朝の閣議後の会見で、歴史的な円高に柔軟に対応するため、為替介入が可能な額を過去最大となる46兆円まで引き上げることを明らかにした。
安住財務相は「十分な余力をもって財政当局として為替に責任を持ってるわたしとしては、機動的に断固たる措置をとるために、こういう指示をしたということです」と述べた。
政府は、為替介入に必要な資金を政府短期証券(外国為替資金証券)を発行して調達するが、安住財務相は、限度額を現在の150兆円から165兆円まで、15兆円引き上げることを明らかにした。
これにより、実際に介入が可能な資金は31兆円から過去最大となる46兆円まで上積みされることになる。
安住財務相は、第3次補正予算案に必要な内容を盛り込むとしたうえで、今後も急激な円高に断固たる姿勢で臨む方針を重ねて強調した。
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このニュース、「わー、政治の話はムズカシイし、関係ないわ」・・と
スルーしかけた方は、自動的に「無条件の増税」を認めたコトになります。
ニュースと我等の生活(しんちゃんさん)
http://ameblo.jp/raku-sin/entry-11034507785.html
・・・が、基本的な私の思いを代弁してくれていますので、是非参照して欲しいのですが、
皆さん、そもそも「為替介入」の本質、ってご存知ですか?
(マスコミはこんな事一切報道しませんが、絶対に知っておくべきです。)
現在の円高は、アメリカや欧州の金融不安が原因であり、
その根本原因がどうにもならなくなっている以上、
仮に大量にドルを買っても、ほんの一時しのぎにしかならないのは
火を見るより明らかです。
日本は「為替介入」と称してアメリカのドルを大量に
(約9000億ドル弱=×77円(@@;)買っていますが、
何故か「現金ではなく国債」のカタチで購入しており、
そのため、勝手に売ることはできません。
当然ですがその財源は私たちの預貯金や税金です。
アメリカは、日本・中国等、他国からの借金で成り立っている国です。
しかも、借金しすぎて、今、破産の瀬戸際にあります。
日本の保有国債の売却を許すはずがありません。
つまりは、買ったが最後、絶対に戻ってこないお金なのです。
(中国なんかはアメリカの影響が少ない上に現金でも買っており、いつでも売れる(^^;)
いくら為替介入してもそんなものすぐ元の木阿弥。
「ほんの一時しのぎ」の為に使えるそんなお金が大量にあるのなら、
増税なんかしないで、全て復興財源に使うべき
です!
(参考サイト:むしられ続ける日本)
上記、しんちゃんさんのサイトの情報では
ウォール・ストリート・ジャーナルの取材で
野田首相は「脱・原発を完全否定」してるそうだし・・
・・本当に、何をやってんだか・・(ーー;。
【関連書籍】:原発問題も含めた世界の全体像が理解できます。マジで、お薦めします!

マスコミと
お金は
人の幸せを
こうして
食べている
THINKER(著)・840円
この本も今はまだ、「amazon.co.jp」で買えますが・・
はたして・・いつまで買えるか・・(^^;。
(もし、この本が何らかの理由で入手困難になったら、
・・それはこの本の内容が「真実」である、と証明された事になりますね)