大阪に出張すると必ず足を運ぶ、いつもの一品料理店での話し。


お店には、先客として老夫婦がお酒と料理を楽しんでいた。
大将の話しぶりからすると常連さんのようだ。

自分はといえば、席についてしばらくの間一人飲みを楽しんでいた。


老夫婦の旦那さんからの"お酒を…"をきっかけに、よかったらコレ飲んでみませんか?と、店にいるお客さんと飲むつもりで、手土産に用意していた日本酒を差し出した。

離れた席に座っていたので、ビンを大将に渡して注いでもらったそのついでに、"そうそうコレの作者、厳つい風貌だけど"と自分のことを紹介してくれた。


その店には、自分の作った干支の置物の"ねずみ"と"うし"が飾ってある。


聞けば、以前来たときに見て気に入ってくれたそうで、作ってほしいと思っていたとのこと。


そんなうれしい依頼を断るわけにはいかない。まだ"うし年"だし、遡って"ねずみ"から作ることにしよう。


粘土細工が仕事なわけでも、それが趣味といえるほど作っているわけではないが、いい機会だ。今日をもって、クリエーター(自称)宣言する。




〆はハンバーグで作ったミートソーススパゲティーを作ってもらった。
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飲み過ぎたせいで味覚がおかしくなったのか、妙に塩味がキツク感じた。


店を出たあと、ダーツでもしに行こうかと思っていたが、何だか猛烈に眠くなってしまったため、大人しく宿泊先に帰ることにした。