と最近質問をされることが多い
のだが…聞かれる度にポカーン としてしまう。
忘れてしまっているのだ
ブッタ関連の文庫本からだったのだろうか…
うーむ…
約3年弱くらい前に
ヴィパッサナー瞑想コースのホームページに辿り着いた のは覚えている
しかし、どうしてホームページに辿り着いたのか…の記憶が抜け落ちている
食い入るように読み、申し込みページも開いてみたものの
怪しい団体だったらどうしよう…
病歴とか書くのめんどくさいな…
様々な理由をつけて忘れようとしたし、ヴィパッサナー瞑想がどういうものかもよく分かっていなかったな…と、今となっては笑える
私が瞑想を始めたのは4,5年くらい前だろうか
様々な種類の精神薬を突然やめて3ヶ月くらいだった頃のように思う
静かに目を閉じて精神を統一させるような姿に
憧れのようなものを感じた
美しさを感じた
薬漬けだった私の心身から
いきなり自己判断での断薬
今まで感じたくなくて抑え込んできたものたちが、体のあちこちで悲鳴をあげていた
深く息を吐き、深く息を吸う
この当たり前の呼吸さえも、喉や首から背中にかけての圧迫感で5分とできなかった。
けれどいつも
ほんの僅かな数十秒の間に
白い服に身を包んだ女性が草原で風に吹かれながらも、微動だにせず目を閉じ座り続ける姿が浮かぶ
なんとも言えない美しさ。
それはハイヤーセルフかもしれない…などと思い込み、そこへ繋がる事だけが私に瞑想を続けさせた。
だからその頃は
神秘体験や恍惚感を得ることにとても執着していたとも言えるし
思考を止めたいがために瞑想をやっているのに…という、とてもおかしな方向に進んでいた
なんという瞑想法だったか忘れてしまったのだけれども
座り方など特に決まりもなく、とにかくリラックスさせることを重視した誘導瞑想法なども何度か受けたこともあった
でもどうしても、草原で微動だにせず座り続ける女性が浮かぶ
憧れと型にこだわり続け(笑)、そこへ通うのも数回でやめてしまった。
挫折したり挫折したり挫折したり しながら
どうしてもやりたくなる瞑想
そうこうしている間に
一瞥体験や悟った方、解脱した方とポツリぽつりと出会うようになり
少しずつ少しずつ内観を始め、出来ないできないと言いながらも瞑想を続けるうちに
自分の体をもっと知りたい
憎むことしかしてこなかったこの体を愛おしみたい
体を観察したいという願望が芽生え始めたと思ったときに、忘れようにも忘れられなかったヴィパッサナー瞑想コースの話題をチラホラと目にしたり聞くようになったのだ。
続く…かも?!