今日も納豆生卵かけごはん+のり

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~低血糖症との闘いの日々~
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しばらく更新できずに申し訳ありません。今回は、一般的に言われているアレコレについて書きたいと思います。

食事指導を受け、毎日の食事を改善していったのですが、食事指導の中でいろんなことを知ることが出来ました。一般的に言われていることが、実は間違いということもあり、大変ためになったと思います。その中で記憶に残っていることをご紹介しようと思います。

米100gより肉100g


糖質制限をするということは、糖質(炭水化物、糖類)と摂らないようにしなくてはなりません。糖質を控えた分、カロリーが不足してしまうので、それをタンパク質で補うというのが基本です。

しかし、そんなにタンパク質(肉、魚、卵)を食べて太らないのでしょうか?

以前お伝えしましたが、インスリンは過剰な糖分を脂肪として蓄えさせて血糖値を下げています。糖質よりタンパク質の方がインスリンの分泌が穏やかなので、太らないということです。おにぎり100gよりステーキ100gの方が太らないと言われました。

この糖質制限ダイエットはエリザベス女王もされたことがあるそうですよ。

ダイエット関連で一つご紹介。ダイエットでカロリー制限をする際、肉類といった動物性タンパク質を控えて代わりに大豆などの植物性タンパク質を摂られる方も多いと思います。確かにその方がカロリーが低いため、体重は落ちます。しかし、植物性タンパク質は圧倒的に吸収が悪く、タンパク質が不足している状態で体重が落ちるということは、筋肉を減らしているということ。筋肉が落ちると基礎代謝も落ちてしまい、ダイエット以前のカロリー消費が出来なくなってしまい、リバウンドが起きてしまうのです。ダイエットでは筋肉を落とさない食事というのは大事ですよ。

卵は1日3つ食べても良い

卵を食べすぎるとコレステロールが上がるから良くないといわれませんか?

私たちの身体を作っている細胞の成分の一つはコレステロールで、私たちの身体の中のコレステロールの約80%は主に肝臓で作られています。食べている量以上のコレステロールを毎日体内で作っているのです。

養鶏農家の方々は平均して毎日2~3個の卵を食べているということですが、コレステロールを測ってみたところ「一般的にコレステロールが上がらない食事」をしている方々とコレステロール値が変わらなかったそうです。

急に卵を食べる量を増やすと1か月後に確かに数値は上がりますが、さらに食べ続けるとコレステロール値は下がり、安定するそうです。食事からのコレステロールが増えると、肝臓がコレステロールを作る量を減らして、きちんと適切な値になるようになっているんですね。

ではなぜ卵をたくさん食べると良くないという話が出来たのでしょう。

最初にそういうことを提唱した学者の論文に「ウサギに毎日卵を食べさせるとコレステロールが上がってウサギは死んだ」とあるそうです。だから卵は危険なんだと。しかし、ウサギは本来草食動物で、脂質を代謝する能力はありません。そういうウサギに毎日卵を食べさせたら、当然変調は起きますよね。

後日肉食動物である犬で同様の実験をしたところ、動脈硬化が起きなかったことが確認されているそうですよ。

一般的に広まっていることって、すべて正しいわけではないんですね。栄養士さんと話しててそう思いました。

食事指導を受け、具体的な改善点を指摘してもらいました。それをもとに1ヶ月間生活し、その間の3日間の食事を書き出して、再び栄養指導を受けます。前回、糖質を減らすこと加工品をやめることもっと食べることということだったので、その点に注意して生活しました。改善後の具体例はこちら。


6:30 朝食 豆乳、チーズ


10:00 間食 ミックスナッツ


12:30 昼食 からあげくん、根菜サラダ


15:00 間食 ミックスナッツ


19:30 夕食 玄米ご飯(玄米100%)、生卵、納豆、ゴーヤチャンプルー、具だくさん味噌汁


だいぶ改善できたということでしたが、また指摘されましたよ。


糖質を減らすこと

初回よりはだいぶ糖質は減ったが、根菜類(ごぼう、れんこん他)は糖質が多いので避けた方が良い。からあげの衣は糖質なので出来たら避けてほしい。(ステーキみたいな純粋な肉を食べるのが理想)


食べる量が少ない

朝食、昼食にもう一品ずつ増やしてほしい。(出来たら夕食にも)朝食を食べる時間がなかったら、会社についてすぐにナッツを一掴み食べるなどすると良い。


どのくらい食べることが理想なのか、栄養士さんの提案として

肉(赤身)は1週間で500g食べる

・間食にミックスナッツを食べるなら1日100gは食べる

卵を1日3つ


この提案を聞いて、肉をそんなに食べたら太りそう、卵そんなに食べて大丈夫?とかいろいろ不安で、栄養士さんにそのことを尋ねました。結論としては全く問題はなしということ。その理由も教えてもらったのですが、一般的に知られていることが実は間違いということが結構あり、驚きました。その点については次回お伝えいたします。

低血糖症の治療をしていく中で一番の問題が食事。どういう食生活をすればいいのかよくわからず、手探り状態でした。私の通院している病院では定期的に栄養士さんが来て、栄養指導を受けることが出来ます。しっかり食事を改善するために栄養指導を受けることにしました。


栄養指導は要予約性。月に1回受けます。その1ヶ月間のうちの3日分の食事を摂った時間、食事内容を紙に記入し、栄養指導の時提出してアドバイスを受けたり、相談したりという感じです。


初めて栄養指導を受ける際、提出した食事内容の一例を示します。


6:30 朝食  牛乳、玄米フレーク


10:00 間食  ソイジョイ


12:30 昼食  サンドイッチ(ハム、卵、ツナ)、コーンサラダ


15:00 間食  ソイジョイ


19:30 夕食  玄米ご飯(白米と半々)、豚汁、豚肉とキャベツのキムチ炒め


さて、何を指摘されたかわかりますでしょうか。初回はいろいろ指摘されましたよ。


糖質が多い

 玄米フレークもソイジョイもサンドイッチも白米も糖質。これをなくすのが好ましい。かなり厳密にいうと牛乳にも乳糖が含まれているので、豆乳に変えるのがベスト。サラダのコーンも糖質なので、ツナや大豆にすると良い。


加工品を止める

 玄米フレークやソイジョイなどの加工品は吸収が早いうえに、さまざまな添加物が入っている。添加物は身体にとっては自然なものではなく、どうしても負荷がかかるので、加工品は食べないようにする。「低血糖症治療のためには低GI食品を食べること」ということだったので、低GIをうたっているソイジョイはいいと思ったのですが、栄養師さん的にはNGらしく、それを食べるくらいなら純度の高いチョコレートを食べる方が良いと言われました。


摂取カロリーが少なすぎる

食べる量が少なすぎると言われました。これだけしか食べないなら、栄養失調になると。


以上より次回への改善点は

糖質をタンパクに置き換える(玄米フレークじゃなくナッツやチーズとか)

タンパク質をたくさん食べる


栄養指導では、このように食事の問題点を洗い出していきます。無理のない食事ができるように話し合い、相談しながら改善していきます。栄養面でのアドバイスも大変役立ちますし、食事での不安なことにもこたえてくれるので、安心して食事療法を続けることが出来ました。次回は改善後をご紹介しようと思います。