岡山シンフォニーホールで佐渡裕指揮日本センチュリー交響楽団、反田恭平ピアノによる

コンサートを妻と二人で観てきました。

演目はラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番とドボルザーク 交響曲第9番「新世界より」でした。

 

ラフマニノフのピアノ協奏曲は、フィギュアスケートの伴奏でよくかかる第2番のほうが有名ですが、

私は、学生の頃から慣れ親しんだこともあり、第2番と並んで第3番も好きです。

第2番は、わかりやすくドラマチックな曲調であるのに対し、第3番は、より技巧を凝らした複雑な

表現が特徴的です。私はこの曲を聴くと、ロシアの大地を吹きすさぶ風を感じます。

反田恭平は、さすが若手一流のピアニストとあって、技巧、表現力ともにすばらしいものでした。

彼が、私の娘とほぼ同じ年齢なのを知ると、若くして有名になったのだなと思いました。

 

佐渡裕氏は、以前、私の愛好する番組「題名のない音楽会」の司会をされており、

すばらしい指揮とともに、トーク、演出とも楽しいものでした。

ドボルザークの「新世界」は誰もが知る有名曲で、CDで何度も繰り返し聞いてきたのですが、

やはり生演奏で聞くとその臨場感から感動をおぼえました。