そのサイズは本当に必要なのか? | 徒然草 RC2

そのサイズは本当に必要なのか?

えー、最近ちょいちょい自作でエフェクトペダルを作る人と出会ったりするんですが、彼らの最近の傾向としてやたら最小サイズで作ろうとするんですよね。
最小サイズってのはSNDとかのサイズで、

$徒然草 RC2

こんなサイズの筐体を言います。
一般的にはMXRサイズと呼ばれる

$徒然草 RC2-image.jpg

これ位の筐体を使うんですが。
まぁ写真じゃ分かりにくいかwwww


さて、そんな彼らに問いたい。
何故小さくする必要があるのかと。


もちろん、小さい事はメリットはある。
可搬性や重量の問題、またボード内に占める面積も小さくなる為、同じボードでも沢山のペダルを積める事とか。

でも逆にデメリットもある。
まず多くの場合、スペース的な余裕から電池駆動が出来ない事。
この事は危機管理と言う観点で言えば、あまりに甘い。
もしライブ中にサプライが壊れたらどうするのかと。
全部落ちて、ハイおしまい。
そんなんじゃ怖くてライブ出来ないです、俺は。

また、重量が軽いと言う事は簡単に動くと言う事でもあり。
べルクロで固定してるならまだしも、普通に置いてるだけだと踏んだ時にガターンとなる。
SNDなんかはそこら辺良く考えられてるけど、一般的にミニケースにしている人達がそこまで考えてるのかなってのはちょっと疑問だったりして。

更に配線の自由が殆ど利かないため、時に電源線と信号線が並行に走ってる様な状態も見受けられたりして。
そんなん思い切りノイズ乗りますがな。


確かに小さいサイズで作る事はそれだけでかなりチャレンジだし、そう言うチャレンジは決して悪いもんじゃないとは思う。
けれど、小さけりゃ良いってもんじゃないってのは大事な意識。
必要にして最低限の大きさってのはやっぱりあって然りなんですよね。

そこら辺、ちょっと最近気になってる原田でした( ´ω`)