ダウン症児子育てアイディアブログ

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ダウン症の長女(小学校一年生6歳)をもつ管理栄養士、健康運動指導士である管理人が、育児経験を通してプロの知識をダウン症児特有の悩みに活かしたアイディア集

ダウン症専門栄養相談を無料で行っています。
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ダウン症児が産まれて持つ体質に「へんぺい足」があります。

へんぺい足(足裏に土踏まずがなく、真っ平ら)は病気じゃないので、そのままにしている人も多いようです。


ただし、へんぺい足は長時間立ちっぱなしや歩くと疲れやすいという欠点があるのです。

そこで、ダウン症のかかりつけ医に【こちらから申し出て】、

土踏まずを作るインソール(靴の中敷き)を作っています。

これはリハビリ科のある病院で医師の診断のもとに作れ、健康保険が適用されます。
娘の病院では診断書は無料。心臓とかの診断書は有料の病院なので、どういう仕組みで無料なのかは謎。

といっても、一旦全額負担をし、その後に診断書と領収書(どちらのコピーを取っておく)を添えて健保組合などに提出。健保や国保から「健康保険適用」が認められると7割を負担してくれます。
適用されたという証明の「通知書」をもらって、診断書と領収書のコピーと一緒に市や区に提出すると残り3割を振り込んでくれます。

 

手間と若干の時間はかかりますが、立て替えた金額は全額戻ってくるので実質無料です。


インソールを使って土踏まずを作るのは超お薦め。
時間はかかりますが、本人が歩行や運動で疲れにくいせいか、活発になりやすくなります。

娘は歩き出した時から使い始め、6年かかっています。現段階では足裏に土踏まずが出来ているものの、立てばつぶれてしまって足裏が真っ平ら。
立っても土踏まずが出来るまで、インソールは使い続けると良いと医師の話。

 

娘、小学校の上履きと外を歩く外履きの2つを年に1回づつ作っています。2年に1回でも良いという考えもありますが、多少なり足が大きくなるので年1回作り直しがベストのようです。

幸い、我が家での健保組合は2足分の保険適用を認めてくれていますが、健保組合によっては1足分だけのこともあるので、要確認です。1足しか作れない場合は、自腹か、長時間はいている方の靴に入れることがお薦めです。

ちなみに娘のかかっている病院で作ると1足税込みで約5万円・・・。

でも、活発に運動をして、外遊びや散歩や外出などをするのに疲れにくくするのはメリットが非常に大きいです。
低い筋力を外遊びや散歩などを通して鍛えるのに、ものすごく効果があるし、本人も運動好きになりやすいです。

娘はいつの間にか運動好きになり、「ダウン症児のわりに体が引き締まっている」と言われています。
将来の肥満対策にも、運動や歩行に苦手意識を持たないようにするためにも、インソールはおすすめです。