今年の節分は、日曜日で、多くの方にとって休日でした。
節分の行事に出かけられた方も多いことと思います。
節分とは、季節の変わり目の前日のことです。
つまり、2月4日の立春の前日に当たります。
早くも暦の上では“春”を迎えることとなりました。
私は、近くの京都の神社へ参拝に参りました。
体力増進も兼ねて、数時間歩きました。
神社では、年が明けてからの1月間の汚れそして厄を払い、福を取り入れて来ました。
普段生活をしていると、否が応でも心身に汚染要素が体内に蓄積されてくるものです。
人間が起きて活動するためには、莫大なエネルギーを体内に取り込まなければなりません。一日の生活を振り返ってみても、朝起きてから寝るまで、常にエネルギーを取り入れなければ生命の保持ができません。そして、同時に数々の汚染要素が心身に蓄積して疲労します。睡眠によってリセットし回復します。人間にとって睡眠時が一番安定しています。
日々の活動によって心身に蓄積される負の要素は、定期的に体内から排除していかなければ、元気ではいられません。
例えば庭を見てもわかるように、自然界のものは全て、放置しておけば低質なものとなって荒れ果てていく性質があり、より良く高い水準に保つためには、いつもそれ相応のメンテナンスが必要です。
季節感もなく一定のペースで生きていくのも一方ですが、やはり、心身共に健康を保つためには、常に心身のメンテナンスに心掛けるとともに、季節を感じながら、節目節目で、しっかりマイナス要素を振り払い、プラスの運気を取り込むように努めることが大切だと感じます。
健康に生きていくために、節目節目の季節の行事で、心身ともに改まる機会を持つという先人の人生知のすごさがわかります。
