一見、旅館の豪華部屋食のようですが・・・
 
 
実は、年越しで石川県の片山津温泉に
行っていました。
 
 
元旦は、大好きな那谷寺へ初詣に行き、
温泉にも早々と入り、部屋で
 
 
もうすぐ元旦のお料理だ~
 
ワインでも飲もうかな ルンルン
 
 
と、ウキウキしていた、その時
スマホの警報音が鳴り
 
 
何事?
 
 
と思う間もなく
 
 
 
グラグラッ
 
 
ときました。
 
 
 
 
3.11が頭をよぎるほどの
激しい揺れでした。
 
 
 
思わずテーブルの上の
湯のみを手に持ちました。
 
 
 
だって、そのまま置いていたら
テーブルから落ちそうだったから。
 
 
いやはや、いざというときは
頭が回りません。
 
 
 
とりあえず、じっと揺れが収まるのを
待っていたって感じです。
 
 
 
揺れが収まった頃、
 
 
びっくりした~!
 
大丈夫だった??
 
 
と、遅れて温泉に行っていた
夫が戻りました。
 
 
 
まずはお互いの無事を確認。
 
 
 
しばらくして、まず、
 
 
エレベーターは使わないように
 
との案内があり、続いて、
 
夕飯の準備が遅れる
 

との館内放送が。

 

 

 

そして、

 

津波警報が解除されないので、

一階のレストランでの

食事の提供ができない。

 

よって、順番にお部屋に食事を運びます

 

と。

 

 

 

え~ !

 

スタッフさん、大変じゃん !!

 

 

 

で、わたしたちが泊まっていた

洋室のテーブルでは小さくて

料理が乗らないということで、

空いていた和室のテーブルに

料理を並べていただき、

冒頭の写真のようになった次第です。

 

 

 

お酒の提供までは無理ということで、

夫がホテル内の自販機で

缶ビールを買ってきてくれました。

 

 

 

自販機前は、結構な混雑だったようです。

 

 

 

おかげさまで、ホテルは停電にも

断水にもならずに済み、

わたしたちは、特に変わりなく

過ごすことができました。

 

 
 
 
ただ、翌日帰る予定だったのが、
在来線・新幹線ともに止まってしまい、
動きようがなかったので、
延泊することとなりました。
 
 
 
それでも翌日には見事に各路線とも復旧し、

事前購入してあったチケットは払い戻し、

自由席にはなりましたが、

座って帰ってくることができました。

 

 
金沢が始発駅で良かった。
 
 
途中の駅から乗ってくる人たちは、
席が空いてませんでしたから、
通路まで人がいっぱいでした。
 
 
 
高崎・大宮あたりでかなりの人が降り、
そこからは立っていた人たちも
全員座ることができたようです。
 
 
 
なんだかんだと、ほぼ一日がかりで
家に着いたときは、
心底ホッといたしました。
 
 
 
 
あ、金沢駅の売店で、新幹線が
長時間止まったときに備えて
お弁当でも買っておこうかと
思ったのですが、お弁当どころか
菓子パンまで完売。
 
 
目についたお菓子などを
数点買い込んでの乗車でした。
 
 
が、途中の駅前で
少し止まったりしたほかは順調で
不幸中の幸いが重なっての
年越し旅行でした。
 
 
 
 
 
 
被害に遭われた皆様に、
心よりお見舞いを申し上げます。


被災地の一日も早い復興と、
被災された皆様の生活が
一日も早く平穏に復することを
お祈り申し上げます。 

 
また、今も懸命に救助に関わっておられる
みなさまにも、心より感謝申し上げます。