さわやかな朝を迎えています。
ポルトガルから帰ってきたばかりの友人に触発されて、
ポルトガル北部の街、ポルトでのひとコマ。
ポルトと言えば、魔女の宅急便とポートワインという単純な私。
ワインの産地に行くと、ワイナリーツアーに参加したくなります。
ニュージーランドやオーストラリアでも参加しました。
ドイツに住んでいたときは、友人とワイナリーをめぐりました。
飲みなれていないポートワイン、
ここに行きたい!というワイナリーがあるわけではないので、
現地でおすすめのワイナリーツアーに入ろうかと思いましたが、
ツアーはなく、、、、
3つのワイナリーを自分でまわって、見学とテイスティングができる、
このセットにしました。
1日に、3つすべてをまわらなくてもいいし、
時間の制約もないので、
自由気ままな旅にはぴったり!
Sandeman, Offley, Ferreira
これら3つのワイナリーをまわり、
ほとんど同じ説明を英語で3回聞いたことを思い出すと、、、
古くからドウロ川流域ではワインが作られ、
ポルトで貯蔵、船積みされていたことが、名前の由来だとか。
昔々、ワインをイギリスに輸出していましたが、
輸送の途中でワインの質が悪くなるのを防ぐために
ブランデーをワインにいれたそう。
このブランデーをいれることが、ポートワイン特有の製法に発展。
発酵の途中でブランデーを入れることで、
一般のワインに比べると、アルコール度数も糖分も高くなり、
保存もきくわけです!
何事も、必要に迫られると、アイディアがでてくるのもですね~!
大きな樽と小さな樽がありました。
これらは古い樽ですね。
素材はオークです。
こちらは比較的新しい樽です。
なぜ大小2種類の樽があるのでしょう?
大きい樽に入ったワインは、樽に接する割合が小さい樽より低くなります。
逆に、小さい樽に入ったワインは、
大きな樽に入ったワインより、樽に接する割合が高くなります。
一年間大きな樽で熟成させてから、小さい樽に移すこともするそう。
ポートワインはいくつかのブドウをミックスして作ります。
1種類のブドウで作ることはないそうです。
ブドウのミックスによっても、
どの樽で(サイズと新旧も影響します)、
何年熟成させるかによっても味がかわりますから、
種類がとても豊富です。
翌日、A. Ramos Pintoというワイナリーへ。
同じタイプのワインでも、ほんと、ワイナリーによって味がちがいますね~!
これがワイナリー巡りの醍醐味でしょうか!?
各ワインの名前は忘れてしまいましたが、、、
右から左に、お値段が高くなります。
恐らく、一番左がルビーポート。
私のお気に入りは、タウニーポート。
小さな旧樽で長期間熟成させたものです。
デザートワインとして、いただきます。
少しお値段が高くなりますが、ヴィンテージタウニーも美味しかったです。
さて、どれを買って帰るか???
母によく言われる、
「身の程を知りなさい」を思い出し、、、
値段を抑えた私です。。。
タウニーで充分に満足してます!