竜とそばかすの姫 感想(ネタバレ有)
竜とそばかすの姫 感想(ネタバレ有)
2回目鑑賞やっぱりいい!私的には細田作品の中では1番、アニメ作品の中でもトップレベルに好きである。
しかーし
ネットのアニメ作家などにはイマイチ評価がよろしくはない。
その1ー脚本が悪い、
その2ー作品世界にスケール感がない
大まかに言えばこの二つな感じ。
もうちょい具体的に言えば
その1脚本批判は最後の部分の(無理目の展開)に集中される
・モニターの画像だけで場所が特定出来るなんて不自然
・DV男に女子1人で行かせるか?普通警察だろ。
・女子の睨みだけで凶暴な男を撃退できるんか?
その2スケール感だと
・せっかくUという壮大なファンタジー世界を構築しているのにクライマックスが凡庸学園ドラマ カタルシスがない。
だろう
言えてる 同感
ジャンプ漫画だったらこのネームは編集者NG間違いなしですわ。最後は「竜がDV男のオズとU世界で大バトルせよ」ですよ。
で、
戦闘形態に変形して必殺技の名前叫んでますよ。
ディズニー映画なら竜とベルが協力して超魔法?使っての50億オリジンを救ってますよ。
しかーし
これは細田監督自身は充分分かった上であえて、この脚本にしたと思うのである。
脚本家というのは作品世界の神なのであらゆる法則を作れる。フォースも魔法も呪術も呼吸も気もニュータイプもシンクロも時間巻き戻しもできる。
万能の神があえて神力を使って主人公の問題解決をしなかった、、という脚本ですよ、これは。
それは監督が 多感な歳の二児の親 というのも関係してる気がする。
監督は問題解決をUの世界のでやりたくなかったと思う。超能力とか超自然的なパワーを使いたくなかったと思う。
Uの世界は心に元気を与えてくれるけど、
問題解決は
現実の世界で現実の法則で解決しなければならない。
自らの肉体を酷使しないと現実は動かない。
そういうシビアさに直面し対決する姿を描きたかったのだと思う。
アニメや漫画は所詮現実逃避娯楽だと私は思っていて、それは全然悪い事とは思わない。てか、積極的にスキかも。
でも親の立場になると、やっぱり子供には現実と自信を持って立ち向かう人を描く作品を残したいではないか。
だって鈴は母親と不幸な関係にあるがこんな設定にしなくってもこの話スジが通るのである。むしろラブ♥なしのぶくんと上手く行かなくて落ち込んでたって設定のほうがわかもんにはウケたかも。
でも細田監督は親アングルで脚本作っちゃう。
だからアニメ好き程ラストで「な-んかスカされた」的感想になってしまうんだと思う。
観客見てもオタクっぽい人より女性やカップル、ファミリーが多いのでエヴァや鬼滅と客層が違ってると感じる。
以上
炎上希望。異論あるものはガンガン言っとくれ。
私のオリジンはここにいる。
ネタバレ無し!シンエヴァ見た感想
ネタバレ無し!シンエヴァ見た感想
前半は良かった
後半は理解不能。
マンガを描いてる私にとって驚きなのは
物語創りでやってはいけない事をやりまくってる。
造語、新ワード、新キャラが出まくる。
いきなりシーンが飛ぶ。飛びまくる。
前半が後半とリンクしてない。
前半の主要っぽいキャラも後半では筋に絡んでこない。
頭の中にマップとかタイムラインを描きにくい。
カメラ位置が目まぐるしく変わる。
戦闘シーンは地平線もないのでキャラのレイアウトが掴めない。
理解しようとして見ると凄くつかれる。
いや
元々ストーリーを追いかけて見る映画を作ろうとは監督は意図してないのだろう。
映像が美しく迫力あるのでそれだけ楽しむと割り切れば結構見れる。ブルースリーじゃないけど「考えるな!感じろ!」が正解なのかも。
前衛パンクロックのショーを見に来たと思えばいいんだ。
監督の描きたい!描きたい!空想好き青少年の見たい!見たい!がたっぷり詰め込んである。
日頃、世間が息苦しく感じている人にとっては、やりたいことを思いっきりやっている監督は生き方の憧れであり、映画鑑賞でストレスを発散できているのかもしれない。
このノリ(死語)について行けない私はオジサンってことね。
映像表現としては感心!
庵野監督の得意の「奥行き感」を大切にする構図、
そして
顔アップとロングのシーンの対比。
真骨頂ね。
気になったのは
3DCGのメカや建物をトゥーンシェーダーで動かすと線が出すぎてゴチャゴチャして全体の形状が把握しにくい。動かしたときに気持ちいいメカデザインってある気がする。
パーティクルで人や破片を動かすとリアルだけどキャラの動きと違和感すごくあるなあ。
大した事ではないのだがこのくらいの大作になると残念になってしまう。
どーですかかね?見た皆さん
炎上反論大歓迎!
葛飾下町ツア-2 児玉産業TOY
葛飾下町ツア-2
児玉産業TOY
ここはスラッシュ成型(ソフビ)の人形を作っている会社です。
昭和レトロな「なかよしキャドルチャーミーちゃん」
社長の祖父と原型師さんがデザインしたオリジナル製品です。
ここはかってはサトちゃんやサンリオ製品や沢山のソフビ人形を作っていました。しかし時代の流れで一時は全く休業状態。
それが5年ほど前にヨーロッパから問い合わせがあり現在チャーミーちゃんや動物人形の生産を再開しています。当地ではアーチストがチャーミーちゃんのデザイン商品を作ったりファッション誌に載ったりしてるそうです。
時代ですねえ。
今は一般住宅のような工場で成型担当一人塗装担当一人で生産してます。職人さんも高齢でフル稼働生産はできないとか。
金型や塗装マスクも当時物のまま。
かっては一体¥800ですが今は¥2000円。ネットで買えますので皆さん!おひとついかがですか?
https://charmy-chan.jimdofree.com/