それでは、白と黒のアリスのフルコンプに続き、白と黒のアリス-Twilight line-のフルコンプ感想という名の総評っぽい感想を書いておきます!

↑イラスト無いと寂しいので、ヘッダーとして公式サイトから配布されている主人公二人をペタリ( ´﹀` )


FDなのでサクッとした感じの内容になっています。

FDである今作の本質に関わるネタバレはしていませんが、こちらは前作である「白と黒のアリス」のファンディスク【FD】です。
今作は本編プレイ済みが前提の作品だと思っているので本編のネタバレを言いまくってます
本編が未プレイでこれからプレイする予定のある方はご注意ください。
要するに本編(前作)ネタバレ注意です!お気をつけを!!

それでも良ければどうぞ…!!




↓オープニングはこちら!

今作は本編のアフターストーリーである「Lover's Day」と、あったかもしれない平行世界の物語(IFストーリー)である「Another Line」で構成されています。それぞれ全くの関係ないお話なので別々に紹介していきます。いざ!

以下公式サイトより【あらすじ】

Lover's Day
前作の白エンディング・黒エンディング後のアフターストーリー。
苦難を乗り越え、恋人という関係になった二人。

悩んだり、ケンカをしたりしながら、それぞれの世界で穏やかな日々を送っていた。
そして、ある出来事をきっかけに二人の未来を思い描く──。

手を取り合い未来に向かって歩いていく二人のとびきり甘く幸せな物語。


Another Line
双子の女王の即位により、混乱していた黒の世界は落ち着きを取り戻しつつあった。

慌ただしい日々を送る主人公たち。
そんなある日、地下室で一人の少年が倒れているのを発見する。
目を覚ました少年は、名前以外の記憶はなく……。

そんな中、黒の世界と白の世界を結ぶ鏡が突然割れてしまう。
そして、それと同時期にある大きな事件が発生する。

記憶がない少年、割れてしまった鏡、そして重なるように起こった事件。
これらは偶然に起こったものなのだろうか。

──これは白と黒の世界にかかわる、もう一つの物語。



今作は本編のアフターストーリーである「Lover's Day」と、あったかもしれない平行世界の物語(IFストーリー)である「Another Line」で構成されています。

Lover's Day(今後はアフターと表記)とAnother Line(今後はアナザーと表記)はどちらも最初に白サイド・黒サイド、どちらか主人公を選択してから物語が始まる仕組みになっています。

デフォルト名呼び、顔グラ、目パチ口パク、愛キャッチ等のシステムは前作と同じです。
攻略キャラも前作同様、白サイドではレインミネットネロ。黒サイドではスノウジャックカノンの3人ずつの計6人です。
おまけは前作にもあったSSの「お茶会」があるくらいですね。他のおまけはありませんでした。

それぞれ全くの関係ないお話なので個々に紹介していきます٩(*˙︶˙*)۶



Lover's Day
特に書くこともなく、あらすじそのままの内容になっています。
本編後に恋人として結ばれた二人がなんやかんやあるけど幸せに日々を過ごしていく話です。
でもCERO:Dで「めちゃくちゃ甘いシーンがあるんだろうなぁ…」と期待してしまうと肩透かしです。甘いのは甘いですが普通にCERO:Cくらいの甘さです。
でもスノウの黒エンドの話は顔のニヤつきを抑えられないくらい甘めでした(∗ˊᵕ`∗)

各キャラ黒エンド・白エンド後の話が見れるのが良かったですね!
ほんとに短い本編おさらいモノローグの後、選択肢で白エンドか黒エンドを選んで進めます。
一つのシナリオ読み終わるのに1時間くらいで終わりました。これを各キャラ2つ、計12個のお話があるので結構ボリュームありましたね!

1つのシナリオごとにスチルが2つあったのでafterだけで各キャラ4枚スチルを見ることができます。

冒頭に入る短いモノローグで本編の内容をほんとに分かりやすくダイジェストに語っているので、本編からFDに移るまで期間が空いちゃった人でも安心してプレイすることができると思います٩(ˊᗜˋ*)و


【攻略順】
後日談なので好きな順番で大丈夫です!!
私は前作をプレイしてすぐだったので忘れないうちにと本編で見たエンディング順のままに見ていきました。
好きなキャラ順、好きなエンディング順、またはその逆もしかりでお好きにどうぞ!!



Another Line
こちらの物語はあらすじの通りIFストーリーとなっています。

各キャラごとにグッドエンド、バッドエンド、ゲームオーバーが1つずつあります。
バッドにもスチルがあります。
白サイド・黒サイド共通のストーリーの後に各キャラ4章分の話があります。
スチルは各キャラ8枚です。

どんな世界線なのかを私の主観まみれでダイジェストに説明すると、
レイン「ルナのアリスが暴走している…このままでは国が……やはり白の世界で暮らす双子の妹と存在を入れ換えるしか…」
スノウ「見てくださいレイン、この文献には双子の女王が生まれた場合は二人同時で即位するとアリスの暴走が治まると書かれています!」
レイン「なんだと…!?よし今すぐ愛日梨を白の世界から連れてくる」
みたいな感じでお互いの主人公が別世界でのなんやかんやも特になく無事に双子の女王が即位して治まっている平行世界の話と私は認識しています。
そうして国が安定してきたところで事件が起こる─って感じですかね。
だから本編の各√暴れたアサギの存在とかも側近の双子は知りもしません。ミネットもどういう経緯か分かりませんが公爵婦人(死んでない)の元を離れて宮廷魔法使いとして城で暮らしています。
このanother lineと本編のもう一つの大きな違いとして「攻略キャラ達全員がアリスの力によって固有能力を覚醒している」ということですね。本編でキャラ達が覚醒した能力と同じです。
本編で分かる以上の点を踏まえて私は
本編キャラ≠anotherのキャラ
だと思っています。まあ平行世界の話なんで当たり前なんですけどね!
本編で抱かなかったモヤモヤした部分がキャラに対してあったとしても大概はこの考え方で乗り越えられます。違うキャラなんだからそりゃそうよねってね。

この世界線を理解した上で進めたほうが分かりやすいと思います…!
このanotherは各√のキャラと恋人になっている状態でスタートします。乙女ゲームでこういう話だとどのキャラともくっついてない状態で始まるイメージがあるので珍しいですね…!

しかし、既に恋人なので距離が近いのは良いのですが、事件の真っ只中なのであまりイチャイチャしている訳ではありません。(というかできない)
そんな訳で糖度自体は低いですし、アナザーはサブキャラを中心に話が展開していくので主人公と攻略キャラ二人のやり取りを沢山見たい…!!って思っている人はガッカリしてしまうかもしれませんね…。

ちなみにCEROがDの理由は間違いなくこのアナザーのせいですね…。
死ぬ。本編と同じくらい…下手したら本編よりめっちゃ人が死ぬ。何より流血半端ない…血、血が……。バッドのスチルがDの原因だと思われます…。あれは一見の価値ありですよ…(歓喜)
ただ、甘めではなく痛々しい方のCERO:Dが苦手な方にはあまりおすすめできませんね…。スチルコンプを狙っていないのであれば構いませんが…。

事件の謎的なものは割とアッサリ解決するのでサブキャラに注目しておいた方が楽しめる気はします。


【攻略順】
前述した通り、今作で新しく登場したサブキャラが中心となって話は進みます。
白サイド→カルミアジョーカー
黒サイド→琉唯

↓以下のポイントを押さえれば大丈夫だと思います
・スノウは最後に攻略する。(大団円的な感じだったので…)
・側近うさぎたちは後の方
・ネロ√は最初にプレイしない方がいい
 …書いてて気づいたんですけど本編の注意事項とほとんど同じですね笑

という訳で私のおすすめ攻略順は
ミネットジャックネロカノンレインスノウ
ですね!
もう私がおすすめした前作の攻略順と同じで良いと思います。
白サイド→黒サイドでも良いかなと思ったんですけどネロ√で軽く琉唯についてのネタバレくらうので交互にやった方が良いと思います。
まあでも、サブキャラのネタバレなのでぶっちゃけスノウを最後にしてくれればどんな順番でも構わないのかなとも思っています。まあお好みで。




では総評に移りますが、上でだいぶ話した所や特に話すこともない所は飛ばしています。ご了承ください。
星5段階評価です。


【シナリオ】★★★★☆
アフター、良かったです。本編を補うような描写もあったりしてとても楽しめました(*´`*)
アナザーは人を選びますし、納得できない√もあったのでこの評価で。


【キャラクター】★★★☆☆
新登場したサブキャラ3人がどいつもこいつも人間味のあるキャラばかりで強く印象に残り、とても好きになりました。
でもアナザーで本編のキャラと比較してしまって、どうしてものめり込めなかったキャラがいたので…。


【イラスト】★★★★☆
イラストは前作同様「もちもち太」さんが担当されているのですが、公式サイトを比較すれば分かりますけど、少し絵柄が変わっています。
全体的にキャラの輪郭が丸くなった気がしますね…。
私はこちらの絵も好きですが、立ち絵が前作そのままなので、スチルと比較して違和感を感じてしまう方はいると思います。


【システム】★★☆☆☆
全体的なシステムはほとんど同じなんですけど、回想に入る演出が前作と比べてかなり長くなっていたのがマイナスポイントでした…。
霧みたいなのが出てひいていくみたいな演出に変わっていて、数えてみたら4秒くらいかかってました。な、長すぎる…。ノベルゲーだし頻繁にでるのわかるんだからもう少し短くして欲しかったです…。
本編では他の乙女ゲー作品同様サクッと回想してくれるのにどうしてこうなった…。


【音楽】★★★★☆
今作で新しく追加された3つのBGMが個人的に全部好きでした…!!
「虚のセカイ」の異世界を感じさせる雰囲気あるとbgmと、「カラフルアリス」のギャグっぽいふわふわした感じと、アナザー以外にバッドエンドムービーでも流れる「メタモルフォーゼ」の悲しくも余韻に浸れてずっと聴いていられるbgm……どれもこれも好みすぎました…!!
特に「メタモルフォーゼ」はおすすめです…!バッドエンドムービー久しぶりに全ての√を飛ばさずに聴くことができました…!( ´ω` )/

OPの「白と黒の絆」は前の記事でさんざんおすすめした通り、素敵すぎるOPなので是非……是非……メロディー好きすぎる…。
特に額縁がキャラへスッと落ちてくるところが演出もメロディーも最高なので…(??)

EDはアフターの「mon trésor(モントレゾー)」、アナザーは「ふたりの行く先」の二種類。
個人的にはモントレゾーの雰囲気、ふたりの行く先のメロディーとサビの感じが凄く好きです。


【おすすめ度】★★★★☆
ろろアリプレイ済さんへの評価です。
全体的にボリュームがあるのでじっくりプレイすることができます!
アフターが凄く良かったので本編が好きな人は買って損はないと思います!(๑•̀ㅂ•́)و✧
アナザーは期待しすぎない程度に楽しもうとすればプレイしやすいと思います( ー̀ωー́ )



以上で感想を終わります。
前回言っておいて何ですがネタバレ感想は多分あげないと思います…。プレイしたい積みゲーが大量にあるので夏休み入ったら本腰入れて進めていきたいと思います(๑و•̀ω•́)و 
では!