「音の鳴る木」

「音の鳴る木」

音楽のことスポーツのこと(どっちも見る専門)、日々のことなどを書きます。
「音の鳴る木」は昔使っていたBLOGのタイトルだったりします。まだ現存してますがw

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昨日やってた試合、後半だけ見ました。
前半はツイッターで追ってたんですけど、宇賀神がかなり叩かれてましたねw

まぁだけど、チームとしての出来も酷かった。崩されて失点をした訳では無いけど、ディフェンスが安定しているとは言い難いし、それより何より攻撃の手詰まり感が半端なかったです。

でも、今回は文字通りテストマッチの色合いが濃かったのは否めない。代表キャップ数が多くない選手もかなり出ていました。そう、今回の欧州遠征は可能性のある選手をふるいに落としてる試合です。なので、チームとしてのまとまりを求めるのはナンセンスなんです。

そういう事なのであまり結果求めずに見てました。今回得点した中島もボール持ちすぎとか課題は見つかってるので、本戦に選ばれるかどうかもわかりません。

で、それでワールドカップは大丈夫か?って事なんですが、そもそもグループリーグの中では日本が1番格下なので大丈夫ではありませんwチームとして仕上げるのは代表23人が選ばれてからになるでしょう、そこから半月あるのでそこでコンディション調整もやります。その出来でワールドカップどうなるかが決まる事になるので、今の試合でどうこう言いません。

あまりつまらない試合だと寝ちゃうのが問題なんですけどねw
それは一夜のうちに築き上げられ、儚くも消えたお城の物語…

昭和女子大学の人見記念講堂で行われた黒木渚のコンサートへ行ってきました。

ツアーは焼き肉!私は何処でも肉を焼くけど、各地でタレが違うみたいな?でも今回は全国各地から東京へみんなを招いてフルコースを振る舞うようなもの!
というのはいかにも渚さんらしい表現だと思いました。

人見記念講堂自体行くのが11年ぶりで懐かしかったです。本当に綺麗なホールでね、いいですよね、あそこ。いつもはライブハウスでやっている公演とはひと味もふた味も違うものとなっていました。

最初に紡がれるのは「マッチ売りの少女」、この公演のイメージとなっていたりんごを中心として、そこから「シンデレラの魔女」、「アダムとイブ」と続いて最後は「桃太郎」に繋がるという、字面だけでは分からないものですがw

そこへ世界観を持った渚さんの楽曲と絡めながら物語は進んでいきます。エジソン、あしかせと窓をゆったり歌った後に、ドラムの柏倉さんが登場してマトリョーシカ。ここで今まで座って見ていたオーディエンスは立ち上がるけど、「まぁまだ座っていなさい」と渚さんに促され再び着席w

そのあともカルデラ、あたしの心臓あげると懐かしい曲が続いてからのちょっとまた立ち上がりたくなるような枕詞と…w

ここで渚さんは一旦舞台からははけて、再登場すると真っ白な衣装を纏って、この公演の為に書き下ろした砂の城を披露。この曲は配信で販売してたけど、自分は聞かずにここが初聞きでした。声が加工されてるとか賛否両論あったみたいだけど、この時もエフェクトかかってましたね。確かにあれを新曲として聞かされると違和感あるかもしれない、喉の病気もあったことだし、心配も出てくるしね。んで、久しぶりのはさみ。

ちなみに再登場する時には物販で売っているりんごの香りのルームスプレーを会場へ撒いて、香りの演出もしていて、匂いは1番印象として残るので、この香りを嗅げばいつでも楽園へ行けるよ、との事でしたw

その次も初披露曲の「月曜日に生まれた子供は」はマザーグースの月曜日の子供?という一節から作った楽曲。
「月曜日生まれの子は美しい」から曜日別に何曜日の子供はこう、と表している詩から、月曜日の子供はこの後どのような人生を歩んでいくのかを渚さんが想像しながら書いたということでした。ちなみに、この楽曲は会場限定で販売してしていたCDに収録されていますが、「ここで砂の城とこの歌は成仏出来ました」と言っていたことから、もう他のライブではやらなそうな気がしますね。

次のピカソからオーディエンスは立つことを許されますw裏に「抑制と解放」がテーマにあったらしく、ここまでが抑制、転じてここからは解放のライブです。

入場時にリンゴのポストカードを配布されたんですが、実は赤りんごと青りんごのカードがあったみたいで、自分は青りんご組に振り分けられました。これで分かれて何をしたかと言うと、旗揚げゲームの要領で「桃太郎」を歌わされましたw結構な回数w桃太郎とか歌うの本当久しぶりで、こんな機会でもなければ二度と歌うこともなかったんじゃないかとw

そこからは解放区への旅、君ダメ、虎視眈々といつものアゲアゲセトリで最後は骨で本編が締まりました。

アンコールはグッズ紹介をした後、バンドメンバーを呼び込む時にそれぞれ好きな物語を聞いてました。

宮川さんは「耳なし芳一」
柏倉さんは「ウサギとカメ」
たばちゃんは「ヘンゼルとグレーテル」
まこっちゃんは「シンデレラ」

幼稚園の頃にまこっちゃんは王子様の役をやったらしく、そこから「王子!」と呼ばれるはめにw

ちなみに渚さんは印象に残ったのは「赤い靴」で赤い靴を履き続けた少女は踊り続ける呪いをかけられて、最後は靴もろとも足を斧で切るという内容から、「私も作品を作る呪いに取り憑かれていて、喉が不調になった時も作ることを辞めることが出来なかったので、この呪いを解いてめでたしめでたしになることは諦めました」と生涯現役宣言とも取れるMCをしていました。あと「みんなが私を応援してくれているように、私もみんなの事を応援しています、だからまたなるべく元気で会おう」とも。

本編の最後で「骨になったんだから、その後は幽霊でしょ」ってことでウエット、最後に歌い上げた曲はブルーでした。しっとりと歌い上げ、舞台からはけて、幕が下がり、再び幕が上がると渚さんが一礼してから、りんごを丸かじりして、再び去っていきました。

これで砂の城はりんごの香りを残して消え去りました、「砂の城はどうぞあなたの想像力の中へ葬ってください」という言葉を残して。

この公演、幸いにも1列目で見させてもらったんですが、見る限りずっとカメラ回してたから、映像作品として出るのかな?w

続報も楽しみに待ちたいと思いますw