久しぶりにすんなりと最終選考まで進んだ今回の転職活動。
最終選考は、代表面談。
500人以上の規模の会社なのに、なぜに代表自らが面談するのか・・・
一次選考の現場の人が面白かったから、
代表と直接話せることに期待アゲアゲ
会社の将来像が聞けるチャンス
が、、、
まさかの適性検査あり。
適性検査の勉強が追いついていなかったため不安が募る・・・
ついでに季節柄、体調がよろしくなく・・・
面接当日。
仕事帰りのため、朝5時起きが体に堪える・・・
適性検査の不安と、アウェイ感に緊張しまくりました。
適性検査は、性格と論理でした。
性格検査で、悪い方向へドツボにハマりました。
(問題)
難しい問題に直面したとき、あなたは積極的に意見を述べたり行動できますか?
(答え)
できる、ややできる、どちらともいえない、ややできない、できない
あぁーーーーー、
母の最期の在宅看護の時に、看護師から「延命治療をするか」と聞かれて
決められなかったーーー
医者は病気だから無理な延命をしないほうが本人のためと言っていたけど、
本人は死にたくないみたいだしーーー
性格検査の質問の場面設定が、親の介護・看病の生死を関わる状況をイメージしてしまい、
これは結果が内向的で消極的な人物像になっていることに気づき、
だんだん冷や汗が・・・
論理の試験は、積み木が並んでいてこれは何個ありますか?といった
小学校・中学校受験の算数で出るかんじの問題でした。
アハ体験が降りてこない・・・
適性検査にグッタリ
そして、代表面談。
部屋に入るなり、
「契約なの?」
と聞かれました。
何の脈略もなく、聞かれ戸惑う私。
いや、今は派遣社員のような仕事です
と答えました。
「君、何やりたいの?」
またしても何の脈絡もなく、曖昧な質問をされました。
「この会社、何でも職種あるからさ、やりたくないことやって
数年で辞められると困るのよ」
何の話?
そして親切にも会社の現状と管理部門について説明してくれました。
要約すると、
今メインとしてやっている事業の売れ筋は○円だけど、
今はデフレで売れなくなってきたから、安い商品が必要で、
日本だと人件費が高いから海外の工場で作ろうとしている。
世界に進出するために、○○とコラボした商品を展開し始めた。
そういう商品を裏方から支える仕事で本当に良いのか、
と聞かれました。
裏方から支える仕事は良しとして、
なんでどいつもこいつもメーカーは安い商品を作る方向に行って、
海外生産になって、安易なコラボにいくのかよ
と、きっと私は不満な顔をしていたでしょう。
その後も何の脈略もない曖昧な質問を受け、
曖昧に答える私。
そして、最後に「何か質問ある?」と聞かれたので、
待ってましたと言わんばかりに、
会社パンフに載っている「ヴィジョン」について聞きました。
ヴィジョン イコール 会社の向かう道。すなわち将来像。
次の転職先は長く働きたいので重要ポイント
が、、、
全然夢のないヴィジョンでした・・・
掘り起こせば何か面白い点を見つけられるのではないかと
質問する私。
相当真剣な眼差しだったのか「もういい?」と
何度も聞かれました。
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会社の将来像と代表が面白くないことに
人生初の衝撃を受けました。
現場の人が面白かった分、
この衝撃は相当なものでした。
やっぱりモノづくりの業界は、扱う商品が違っていても
もう終わっている業界なんだなぁと悟りました。
現場の人とは一緒に仕事をしたいけど、
この会社の将来は終わっているから働きたくないなぁと思いました。
採用側も悩んだのか、
別の求職者の選考の兼ね合いなのか、
選考結果を待ってくださいとお願いされ、
2週間以上結果を待たされた末、ダメでした。
残念だったけど、これはこれで良かったのかなぁと思います。
断る手間やいずれ辞める手間が省けたわけだし。
会社HPやパンフに書かれている会社イメージや商品、
現場で働く人は魅力的だったけれど、
会社の将来像やトップに魅力を感じなかったのは残念。
最後の最後のラスボスで残念なことがあるという
衝撃的で貴重な経験をした転職活動でした。
さて、次を探そう。