気が付いたら、すっかり年も明けて
ついでに春節まで過ぎてしまいました
皆様、今年もどうぞ宜しくお願いします(遅っ!)
いやいやいや、しかし何でしょうね、この雪は・・・・
今年の北京の冬は、もう雪が降らないもんだとばっかり思ってましたが
二月に初雪って・・・・
この人工降雪に関してですが、もう我は中国に住んで長いので
聞いても 『あ、そー』 くらいにしか思いませんが
これってでも通常は日本なんかだと
『な、なにそれ??そんなことしちゃっていいの?!』
くらいのリアクションが普通なんでしょうね
むかし小学生の頃、国語の授業の時に先生が
『“明日はあいにくの雨です。”なんて言い方を良くしますが
これをNHK(民放は大丈夫らしい)の天気予報なんかで言うと
大変なことになるんだよ』と言うので
え?なんで!?よく使うじゃん!と思っていると
『農家の人たちの中には、雨が降るのを心待ちにしている人もいるので
もしNHKでそんな言い方をしてしまうと
たちまちクレームの電話がかかってくるんだ』と教わり
雨が大嫌いな我は、世の中にはそんな人もおんねんな~と
思ったのをいまだに良く覚えています
それこそ昔の人なんかは、干ばつが続くと
天の神様にいけにえを差し出し
雨が降るのを祈ったなんて話もあるくらいで
天気というものは
人間がそんな簡単に操作できるものではないというのが
我々の常識であったはず
しかーし!やっぱそこはさすが中国やねぇ~
ちょっと昔、まだ北京がオリンピックの候補地になっていた頃
IOCの視察団が、北京を視察に訪れた時の話だそうですが
その時はたまたま季節が冬であった為
当然市内の街路樹はどこも枯れ果てていました
しかしながらどっかのお偉いさんが
『緑が少ないのはイメージが悪い!』となり
本当かどうか分かりませんが
街中の目につくとこにある葉っぱ全てに
緑色のペンキを塗ったとか、塗らなかったとか・・・
人工で雨や雪を平気で降らしてしまう国ですから
恐らくやってんでしょーねぇ
怖い国です・・・・
まさにこれぞ、神をも恐れぬ国っ!
しかしこの人工で雪を降らせる仕組み
一体どーやってやるのか、気になって色々調べてみましたが
要は、水蒸気の集合体である雲の中に雪を形成する為の物質を散布し
水滴を雪片へと強制的に変化させるのだそうです
そしてその雪を形成させる為の物質というのが
ヨウ化銀という物質で、雲に向かって
このヨウ化銀を積んだロケット弾を打ち上げることにより
人工的に降雪を発生させることが可能になるのだそうです
ちなみにそのヨウ化銀弾ってのは
こんなカンジ↓で打ち上げてるみたいっす
ごつっ!!
こんなごっついの?!
な、なんか想像してたのと違うぅぅぅ~!
結構、本格的なロケット弾なのね・・・・
コ・・・、コレを700発以上打っちゃうわけ??
まー当然、落下しちゃったとしても安全な場所で打ってんだろーけど
破片だけでもものすごい量になりそうだなぁ
しかもこのヨウ化銀
銀の一種であることから、人体には有害ですが
ヨウ化銀弾に含まれる量はごく微量である為
ほとんど影響ないとのこと
う~~ん、どこまで信じていいものやら・・・・