クリスマスイブ
友人宅で軽いパーティーをしました。
昼間から飲むお酒。最高ですね。
ピザやチキン、フライドポテトといったジャンキーな食事にビールや酎ハイ、子供はジュース。
甘いケーキやアイスもこの日は良いかと、大いに飲み食いしました。
うちの子はピザの耳が好きでそこしか食べません。何故?
友人の息子がたくさん遊んでくれて我が息子は大満足で「お兄ちゃん大好き」になっておりした。
途中話の流れで外に行こうとなり。
大きなソリを引っ張り出して
子供3人を大人のおっさん2人が引いてコンビニまでアイスを買いに行ったんですが、土地柄なのか、すれ違うドライバー、助手席の方々がなんとも微笑ましい光景を見ているような笑みを溢しながらすれ違っていくのが印象的でした。
しかし、雪が積もっているとはいえ、子供3人約70キロを引っ張り続けるのは流石に堪えました。
なんせ、ジェットコースターばりのスピードを要求されているわけですから常に小走り。
おっさんふたりコンビニに着く頃にはゼェゼェ肩で息をしていました。今も股関節が痛い笑
家に帰ってもケーキを頬張り大満足の中就寝したのですが、午前2時。
食い過ぎが原因と思われるリバースが発動。
わたくしの寝巻きと息子の枕がケーキやら納豆やらでひどい有様に。
おそらく決定打はガリガリくんだろうと嫁と後処理をしながら話していました。
油っぽい食べ物と腹が冷える食べ物は注意が必要ですね。
朝起きてもなんだか食欲の湧かない息子に枕元チェックを促してサンタの儀を執り行いました。
具合の悪さを感じさせない満面の笑みで、もらったトミカを楽しそうに遊んでいました。
うちはキリシタンでもないのでこういう催しはしなくても良いかなーとは思ってはいましたが、保育園でしっかり教育されて来ている様を見ていると期待に応えたくなるのが親心でしょうか。
もしかしたら子供が楽しんでいる姿を親が「見せてもらっている」のかもしれません。
「3歳までに子供はその愛くるしさを親に与えてその時点で親孝行は済んでいる」
とかなんとかを聞いたことがあるのですがそういうことなのかもしれません。
楽しかった記憶が残ってくれていると良いなと思います。
サンタ行事には賛否ありますが、サンタを信じなくなった子は今まで信じていたものが親の茶番だと知り、憤慨する子もいるでしょうし、がっかりする子もいると思います。
サンタを知った子は「あれは親がやっているんだぜ」と学校などでその悲しさを怒りに変えて言いふらしたりもすると思います。
しかし、子供がその現実に直面する前のあのワクワク感は本物でそこに親の愛は確かに存在するのではないかと思います。
嘘はよくない。
教育上はそうなのでしょうが、この世の中は嘘で溢れていると僕は思います。利益のための嘘。悪意のある嘘。優しい嘘。色々あります。
正直者が馬鹿を見る世の中で正直者として育てるのはやや不親切な気がしないでもないな。と。
いや流石に嘘つきに育てる気はないのですが馬鹿正直は生きづらい世の中だと思うのです。
嘘の種類は様々ですが、基準としてはそこに愛はあるんか?という某CMじゃないですけど、愛のあるフィクションならそれは許容範囲と思っています。
戦隊モノのアニメを見て
「僕もアカレンジャーになってみんなを助けるために悪党をやっつけるんだ!」
となり、少し成長して
「こんなの大人が作ったフィクションでこんな戦隊存在しないし悪党も居ないじゃないか、ばかばかしい」
となりはするものの、
「大人が子供に仲間を想う大切さ、諦めない気持ち、色んなメッセージを届けるためにこういう番組があったのかぁ」
とその過程に気付くまでがセットなんだと思います。
うちの子が真実に直面した時に、「じゃぁ次は君がそのワクワク感を下の子達にあげられたらいいね!サンタに気づいてしまったら君はもうサンタクロースだ!」的な発想を植え付けてやろうかなんて考えてます。…気が変わるかもしれませんが今はそんな気分です。笑