俳句のブログ

俳句のブログ

俳句は難しい~。と思ってませんか?
確かにちょっと取っ付き難いかもしれません。
でも、俳句はよく解らなくとも、季語を知るだけでも
日本人の繊細な感性を知ることが出来ると思います。
日本語って美しい。を少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。

kikoの俳句サイトへいらしていただいて、
どうもありがとうございます。
俳句の何も解っていない私ですが、
季語に日本人の感性の素晴らしさを感じます。
このサイトで、忘れかけている日本人の心に
少しでも触れていだだければ嬉しいです。

「俳句とは
自然に生かされていることを認識したときに得る
歓喜や絶望。
己の心の在り方を表現するための詩形。」
(向田貴子)
NHK文化センター:青山教室「向田貴子先生俳句教室」
          連絡先 03-3475-1151(青山教室)
向田貴子先生:俳句撰集「歴路」


「歴路」に入会されたい方は下記にご連絡ください。     
           連絡先 mamineko7@gmail.com




Amebaでブログを始めよう!
みなさま、おめでとうございます。

どのようなお正月を過ごされたでしょうか?

私は怒濤のような12月ですっかり体調を崩し、
ひたすら寝て過ごしました。
あー、情けない。

夏から必要なHPを2つ同時進行で作成していて、
私はwebデザイナーではないので、それはそれは苦労の連続。
俳句教室に行く間もなく、
俳句を作る気持ちのゆとりもありませんでした。(T_T)

12月にやっとHPがUPでき、ほっとしている所です。
その安心感と忘年会と大掃除で、
12月はぼろぼろになったのでありました。: *:・( ̄∀ ̄)・:*:

でも、もう元気!

今年もまたいろいろやらねばならぬ!

ことがあり、
いったいいつになったら俳句教室に行く事ができるのか
全く先が読めない状態ですが、
ブログは俳句だけでないことも書きつつ
続ける予定ですので、
どうぞよろしくお願いいたします。



年賀状




2ヶ月ぶりのブログです。💦

みなさまお元気でしたでしょうか?
私は元気でした。。。

私的な事で忙しく(ということにしよう。(笑)
2ヶ月ぶりのブログになってしまった。

もうサボらないぞ。(反省)
みなさま、またどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _ )m

先日の教室の席題季語は「白露」でした。
この「白露」は一筋縄ではいかない季語で、
しらつゆ、と読むか、はくろ、と読むかで意味が全く違ってしまう。💦

この日の季語は「はくろ」のほうでした。

季語「白露ーはくろ」
24節気の一つ。9月8日ごろ。このころから秋の気配が感じられはじめる。
(歳時記より)

この「白露」教室のみんなも流石に難しい季語だったようで、
秀逸句はありませんでした。

では入選句です。

かたことと飛び石踏むも白露かな (千賀)
    ↓添削
飛び石のかたことを踏む白露かな


かとこと、などのオノマトペは、よほど良くない限り使わないほうがいい。
ここはかたことを踏む。とする。

これはなかなかの高度なテクニックだわ~。
私には無理無理、とーてい無理。(しょぼん)
でも、いつかはこのような使い方、してみるのだ。
と固く誓ったのでした。(ホントか?笑)

kikoの句ですか?
白状すると、私は、しらつゆ、だと思っていました。(;^_^A
先生は確かに「はくろです。」
とおっしゃったはずですが、

白露や死んでゆく日も帯びしめて

の有名な句が頭に浮かび、しらつゆ、としか思わなかった私でありました。
(・Θ・;)(いいわけ。ただの粗忽者です。笑)

そんな訳で、白露だと難しいから「朝霧」にしよう!
(どこもでも安易なkikoです。(^_^;))
と持っていた句です。

朝霧や堂の張り紙座禅中
     ↓ 添削
朝霧の堂はただ今座禅中


私も気にはなっていたのですが、やはり「張り紙」はちょっと。。。
で、このように直していただきました。
いい句になりました~。(;^_^A

次回はもう一つの席題「涼あらた」
を書きます。

すぐ書きますので、よろしくお願いいたします。


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猛暑が続きましたが今日はいくらか涼しい気がします。



昔は(あ~いやだ。昔は、という言葉いいたくなかったのに。。。)

30度、というと暑い!

と思っていたように思いますが、この数年は

30度、というと、まあ過ごしやすいかも。

と思うようになりました。

地球温暖化ですかね~。(-。-;)



季語の季節感、ますますなくなります。



持ち運び用に、とノートパソコンを買いましたが

選ぶの何度も銀座アップルストアに行き、

友達に相談し、頭の中は

Mac,マック、まっく~。 (☆。☆)

と5、7、5は頭からすっかりどこぞへ飛んでいっていましたが、

設定、インストールなど終わり、ほっとしたところです。



そこでやっと本題、俳句です。(^∇^)



先週月曜日俳句教室の宿題季語は

「薄衣」でした。



紗や絽の着物。。。

私は浴衣しかもっていないし、最近あまり見かけないし。。。

ど、どうしよう。



こういう時は、想像力を逞しくし、

大嘘つきになるしか手はありません。(‐^▽^‐)



そしてそれは私だけでなかったようで

秀逸になった薄衣の句はありませんでした。



そして、

先生の

軽羅着て秘め置くひとつだになくて



はさすがだな、とあらためて深く感じ入ったのでした。

秘め置くものがないのがあたりまえ~。

という私などにはとーてい出来る句ではないです。(^▽^;)



というわけで、今日は

ほかの季語の秀逸句、

季語でこんなに変わる。

というのを書きます。



執着は滅びの序章大向日葵



この句はせっかくいいのに、向日葵ではだめだ。

ここは執着の花である凌霄花(のうぜんかづら、のうぜんか)

にする。

で秀逸になりました。



執着は滅びの序章凌霄花(市川芽子)



季語をよーくつかんでいないといい句は作れない。

ということですねー。



でも、

執着は滅びの序章。

すごい!

作者は、ほんわかおっとりした方なのに。。。(*^▽^*)



kikoの句ですか?



羅や茶筅捌きの指の先



です。

指美しき(はしき)としたのですが、

指の先のほうがいいかな~。

後で先生に聞いてみる予定ですが、



みなさま、どう思いますが?

あんまり面白い句ではないですが。💦



わたくしごとですが、

今日は私のバースディー。

暑いなかこれから鎌倉に行きます!



行ってきます!














数寄舎

水無月の禁断と言ふ青き夢

男の心には
聖にしてみだらなる原風景というものがある。
(向田貴子)


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私の原風景って何だろう?

すぐには思い浮かびませんが。。。

まだ幼稚園の頃、父に海に連れて行ってもらって、
帰りに疲れて寝入ってしまい、
父に背負われて帰るのがとても好きだった。

あの父の大きな背中が大好きで
狸寝入りをしていた記憶があります。

子供のころからそのようなずるさがあったのだわ。

という私の原風景。ヾ(@°▽°@)ノ


こんにちわ~。

暑くなったり涼しくなったり、
梅雨のようでありながら、雨が少なかったり、
かと思うと、大雨で九州に被害があったり、
変な天気です。
(九州の方々、お見舞い申し上げます)

私も50肩が酷くて鎮痛剤を飲んだら胃がおかしくなったり、
もうこのところ本当に体調最悪でした。
整形外科に行ってやっと楽になりました。
もっと早く行けばよかった。。。

さて、今日は季語「梅雨つばめ」
です。

浜町をきては返しぬ梅雨つばめ(向田貴子)

季語は自分の体を通して「嗚呼」
という感嘆詞を付けることが出来たら使うと
自分にきめてはどうだろうか。
(向田貴子・歴路より)

と、書いてらっしゃるように、
貴子先生は季語に関してとても厳しいです。
私など、
「季語が全く分かっていない。」
と、ぼろかす言われることがしょっちゅうです。(´・ω・`)

なこと言われたって~。
梅雨つばめ、って言われても~。
つばめいないし。

と言いたくとも、
席題で出たらなんとしても作らなければならない。

教室のみんなは冷や汗かきながら
もう必死なのであります。(苦笑)

が、
前のブログにも書いた従姉妹の晶ちゃん。
さすがの秀逸です。

梅雨燕本道裏の階昏し

もうひとつ!
入選句です。

神苑の鳥居くぐれる夏つばめ
 

これは神苑ではなく神宮のほうがいい。
ということで、

神宮の鳥居ぐくれる夏つばめ(小浜)

となりました。

え?
kikoですか。💦

単線の線路錆びつく梅雨つばめ
です。

前の2つのほうが素敵です~。。。(;^_^A

さて、次回は数寄舎です。

読んで下されば嬉しいです♪




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安芸の宮島、神の島。

素晴らしい所でした。
潮の満ち引きで厳島神社の佇まいが見事に変わります。

潮が満ちた昼、朝、
神秘的な夕日、
夜のライトアップの妖しさ、
厳島神社のそれぞれの顔を堪能しました。
潮が引くとなんだかちょっと~、
な厳島神社ですが、歩いて大鳥居の下まで行く楽しさもまた
格別でした。

ケーブルカーで山頂まで上り、
上から見下ろす安芸の宮島の風景も
絶景です。
また行きたい安芸の宮島でした。

さて、
そんな安芸の宮島の今日のタイトル句は、
私を俳句の世界に引き入れた従姉妹の句です。

普段はふざけてばかりいる従姉妹ですが、
句はさすが!
です。

この句の元句は

上げ潮に日矢の添ひ来る卯月かな

ですが、安芸の宮島、厳島神社は神のいらっしゃる所なので、
降る、でないとダメ。
だそうです。。。

よくわかってないkikoですが、
そーいわれれば、なるほど、
降る、か~。となんとなく納得です。(‐^▽^‐)

添削句

上げ潮に日矢の降り来る卯月かな


俳句のブログ-大鳥居




























 
俳句のブログ-厳島神社







































俳句のブログ-厳島神社








みなさま、
すごっく久しぶりのkikoです。

もはや退会したのでは?
などとご心配いただいたり、
本当に冷や汗ものですが、
単に、ただサボっていただけです。(^▽^;)

ゴールデンウィーク前後に遊び過ぎで
体調最悪になり、寝ては食べ、
その間にちょっとだけ仕事をして(^_^;)
元気になりました♪

また一生懸命に書きますので、
見捨てずによろしくお願いいたします。

今日はまず数寄舎から始めます。

愚かさと優しさ似て非諸葛菜。


本当の優しさとは強さ厳しさを伴う。
聡明を証すかに諸葛菜が群れ咲く。
(向田貴子)


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え?
写真のどこにも諸葛菜がないって?
ま、イメージとして諸葛菜を思い浮かべて下さい。(笑)

私はハードボイルドの名台詞

強くなければ生きて行けない
優しくなければ生きて行く資格が無い。

というセリフがとても好きです。
理想の男性像がこのセリフにつきる。
と言ってもいいかも。

女性は。。。
やはり強く逞しく、優しく、
ハンサムな生き方が出来たら素敵ですね~。
八重の桜の八重のように。

次回は連休前後に行った
安芸の宮島、厳島神社の写真と日記をアップします。
今週中です♪
句は?
な、ないかも。(;^_^A





もう初夏か!
と思わせるほど暖かくなったと思ったら、
花冷えで肌寒くなったり、
猫の目か、はたまた
我がままな女の子の気まぐれのように(笑)
目まぐるしく変わる気候。

体調崩しますよね~。

今の時期、花粉症で辛い思いをされている方は
春を心から楽しめなくなっているかもしれません。
花粉症って、そのうち季語になるかしら?
などと思っている私です。 (#⌒∇⌒#)ゞ

さて、今日は一字で変わる句。
を書いてみます。

春雷や一の鳥居の朱のまだら (千賀)

鳥居の朱を「しゅ」と読み、朱のまだら。
とすると、部分的な感じがする。
ので、ここは「の」をはずして 
朱=あけ
と読ませる。

春雷や一の鳥居の朱まだら

う~ん。
このびみょ~な違いを把握するのは、なかなか難しいです。
(ため息)

ということで、ちょっと気分を変えて。


いつも緒に吟行(遠足かも。)に行く
(河津桜見物も一緒でした)
三人組のオバカ話をちょっと書いてみますね。
きっと、
こんな人たちでも、やっているのだから、
俳句って誰にでも出来るのね~
思われることでしょう。(笑

先日、近くの池上梅園に行き、
その後、梅園からすぐの池上本門寺へと足を伸ばしました。

池上本門寺は日蓮宗大本山で
重要文化財の五重塔や朱色美しい多宝塔などがあり
桜の名所でもあります。

(この場合はしゅいろの多宝塔、です。(‐^▽^‐)


五重塔あたりの桜蕾はまだ固いわね。
などと花見の相談などしつつ(10日ほど前)
本堂をお参りし、多宝塔の前に出ました。

Kiko 「たしかここで日蓮、死んだのよね」
T&S 「そーなんだ~。」
Kiko 「そうそう、で、骨は五重塔の下にあるのよ。」
Y&S 「ふ~ん。」

と、あれこれ騒いでいると、
後ろにいたとても品のいい紳士が、
申し訳なさそうに

「あのー、すみません、
 日蓮が入滅なされた所はこの下のお寺で、
 この多宝塔は、荼毘に付した所だと思います。」

一同 「え?、そ、そうなのですか~。(冷や汗)
 あ、ありがとうございました。」

紳士 「いえいえ。この後、下のお寺に回ったらいかがでしょうか。」
一同 「はい!そうします。」

知ったかぶりもせず、あくまで品のいい紳士は
そう言って静かに去って行きました。
かっこいい。(*⌒∇⌒*)

T&S 「もう!恥ずかしいんだから、ほんとに!」
kiko  「いやいや、すまぬすまぬ。」(照れ笑い)
S   「そーか、この下の寺で死んで、ここで焼いたのね。」
kiko  「そーそー、ここで焼いて、で、骨を五重塔の下に埋めたのよ。」
    黙って聞いていた従姉妹のT.
T 「あんたたちね~、焼いたの骨だのって、サンマじゃないんだから、
    罰あたるよ、ほんとに。」
kiko&S 「ひえ~。
  日蓮さま、ごめんなさい。ここで荼毘に付され、遺骨は
     重要文化財の五重塔の下ですのね。
     それでは、お参りさせていただきます。」
と頭を下げるのでありました。

ほんと、恥ずかしかった~。
次回は、この、
日蓮が入滅なさったお寺での話も書きます。

☆写真は梅園の梅です。
 人が多くて撮るのが難しかったです。

紅梅をくぐりて枝に髪取られ(kiko)


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寒い、寒いと縮こまり、何もしないでいたら

(真っ青、ほんとに何も出来なかった。。。)

今日はもうすっかり春の暖かい一日でした。



心もるんるん、うきうきしてきます。



寒さが少し和らいだ3月1日に、

河津桜を見に行きました。

従姉妹&俳句友だちと3人の珍道中でした。(笑)

え?句ですか?(^▽^;)



ちょっと自信ないけれど、(汗)

次回、句を書きます。

今日は俳句教室に出した句を書きますね。



山寺の木々のざわめき春兆す



この句の季語「春兆す」だと、季語が動く。

(何故動くか解っていない。(;´▽`A``)

ので、季語は「春の声」にする。



春の声。

聴こえない声に春の気配、春の景がある。



なるほど。。。



ざわめき、は、

「わ」ではなく「は」。ざはめき。



し、知らなかった。(汗)



山寺の木々のざく春の声



になりました。



次回は桜の句、

今日見に行った梅の写真と梅の句も書きますね。



よろしくです♪







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今日は
2・22
にゃんにゃんにゃんで、猫の日だそうです。

このような楽しい日がたくさんあると
人生楽しめますね~。(=⌒▽⌒=)

かねてから不思議に思っているのですが、
猫の季語はあるのに
どうして犬の季語ってないのかな???
不思議です。
(どなたか知っていたら教えてください。)

猫の季語
冬  竈猫・かじけ猫・
春  猫の恋・春の猫・うかれ猫

季語を読むだけで猫の面白い様子が浮かんでくるようです。

俳人にも猫好きは多いようで、
私の好きな松本たかしの句集にも
猫の句がいくつかありました。

みなさまも猫の句、作りましたか?

私は猫好きの割にはあまり多くないのです。

俳句を始めてから6年。
(うわ~~~!そんなに経つのだ!
 ど~して上手くならないのだ~。。。汗)
今までの句をひっくり返して猫の句を集めてみましたが、
6句だけでした。

ガラス窓を隔てに春の猫の変

恋猫の三日月傷を額にかな

黒猫の抜け道にして露の道

日移ればかじけの猫もまた移り

亡き猫の壁の爪痕夏の果て

草の間に猫の目光る月の庭

最初の
ガラス窓を隔てに春の猫の変
の句は、
以前も書いたことがありますが、
まだ俳句を始めて間もない頃、
電車が遅れて教室にも遅れ、
焦って焦って、句を出したら、
なんと!
ー春の猫の恋ー
と書くところを
ー春の猫の変ー
と書いてしまったのでした。(;´▽`A``
あまりにもベタな間違えでウソみたいですが
本当です。
ところが!

これが猫の恋だったら面白くもなんともない。
猫の変だから面白い。
と、秀逸になった曰く付きの句なのでした。o(^▽^)o

亡き猫の壁の爪痕夏の果て

は、溺愛の猫が死んだときに作った句です。
壁に猫がつけた傷跡があって、
それを見るたびに泣けました。
が、猫に「亡き」をつけるのは、
と、ちょっと問題提示されましたが
壁の傷跡で許されました(笑)。

みなさまの猫の句、教えてください。
ちなみに、私は5匹の猫と同居してます。


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