とてもカラフルで賑やかな、見ているだけで楽しい、コミック柄のカットクロスです。

布地と手芸の専門店、パンドラハウスにありました。

姉と甥っ子が見付けてきてくれたのですが、なんだか二人は、私よりもアリス・グッズの探知能力が高くて恐ろしいほどです。



このクロスはコミック柄ゆえに、英単語や英文も沢山書かれています。

それらにも注目して、細かく見ていきましょう♪

まずは、アリスと白ウサギさんです。



これは、特にどのシーンの絵というわけではないのですが、左下にある本に “HISTORY” と書かれているところが気に入っています。

というのも、アリスが夢の世界に落ちる前に、お姉さんに読んでもらっていたのが歴史の本なのです♪

次に、ラビット・ホールを落ちた後、広間で、ドアノブさんの向こうにいる白ウサギさんを覗きこんでいるアリスです。



“Always curious” は、これぞ「ふしぎの国のアリス」におけるアリスの原動力ですよね♪

それから、トゥイードルディーとトゥイードルダムです。



“Tweedledee and Tweedledum” の文字が逆さまになっているのが面白いです。

一見すると、イラストの部分に汚れが付着しているのかしら?とも思ったのですが、こういうデザインでした。

あと、場面は違うのですが、ここに書かれていました。

アリスの代表的台詞、“Curiouser and Curiouser”!

原作、第二章「涙の池」の始まりにある、この言葉が私、とても好きなのです♪

そしてトゥイードルディーとトゥイードルダムが話してくれた「セイウチと大工」の話に登場するキャラクター、ヤングオイスター!



グッズによっては、このように “Baby Oysters” と書かれています。

とても可愛いので、色違いも載せておきますね♪



次は、もう少し大きくなるために、イモムシさんの助言に従って、キノコの両端を食べているアリスです。

これは字が小さくて、括弧の中に何と書いてあるのか、ちょっと分かりませんでした。残念。



それから、みんなの人気者、チェシャ猫です。

この “Can you imagine ?” という台詞も、アリス・グッズには頻繁に登場します。

でも、“RIGHT”、“BACK”、“LEFT” だけでは、どちらに行ったらいいのか分かりませんよね。

そこがいかにも、ふしぎの国らしい看板です。



今度も、同じく人気者の白ウサギさんです。

“Late for everything”とは、大変です!



そして、ハートの女王です。

“Her Royal Majesty” と呼ばれて、悦に入っています。



そんなハートの女王から、お辞儀の仕方と話し方について、注意を受けているアリスです。

でも、ハートの女王に対峙したら、アリスに限らず、誰でも “goodness me”って思いますよね。

気の毒なアリスです。

コミック柄のアリス・グッズで単体のイラストの場合、最も多用されているのが、この図柄ではないでしょうか。



さて、イラストの個別のご紹介は、ここまでです。

背景は、字体が異なるものの、全て “Alice in wonderland” でした。

イラストが素敵な布地なので、絵柄を生かせるように、バッグや巾着にするのが適しているかしら…と思っています。

また、それぞれの絵柄をくりぬいて、ワッペンを作って飾っても素敵ですよね!

洋裁好きな友人に感化されたのか、近頃は布を見ていると、私も楽しい想像が膨らむのでした♪