父の部屋を整理するために江戸川区のアパートにやって来ました。

父がこの江戸川区でどんな生活をしていたのか、またどんな方々と日々関わっていたのか知りたかったのです。

ちょうど父のアパートの一階が飲み屋さんを営み、父が大変お世話になっていた女将さんにも話を聞く事ができました。

父はいつも僕達子供の話を自慢げに話していたことや、今年の正月に孫達にお年玉をあげなきゃって話をしてた事、余りに頑固者で大変だった事、医者と喧嘩してもう行かないって話してた事、まだまだ知らない父がこの店にいたんだなって改めて思います。

ちょうど父は、この座布団の位置がお決まりの席で、この将棋で毎日将棋を打っていたという。

何だか父らしさがこの将棋が漂ってきたので、記念にこの将棋台を写メりました。

今も父が現れそうなこの店、不思議な時間が過ぎていきます。

最期まで父にはいろんな事教えられました。

僕は父の残して行った感性を今に生かしていきたいと思います。



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