芝田の長さん日記

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探偵社の調査員になって5年目ですが、比較的件数の多い仕事といえば浮気調査でしょう。証拠を押さえるためには要所ごとの手際の良さと、3カン(感、観、勘)が不可欠です。想定外のことがたくさん起きますし、それを即座に判断して行動する応用力も必要です。浮気の場合は相手もいることですし、あくまでも内密に調査を遂行しないと発注者の安全と利益を損なわないよう、用心に用心を重ねるのは言うまでもありません。離婚すると、離婚の原因となったかどうかはともかく、浮気していた方の親は子の親権をあきらめなければいけないと思っている人が少なくないようです。道義的には分かるだけに無理もないのですが、本当のところは違います。親権というのは原則的に、同居の有無や子供を育てることに協力的だったかどうかといった点がチェックされます。最終的には子の育成にどれだけ適した環境を用意できるかが最優先で考えられているわけです。浮気の理由とかきっかけを聞いてみると、そのほとんどは、ワンパターンな結婚生活から逃げ出したかったといった、利己的でなければ言えないようなものです。また恋愛対象になってみたいという気持ちが不倫という一線を超えさせてしまうわけです。理由が分かったところで許せるものでもありませんから、あらかじめお互いの話に耳を傾け、何が不満なのかを語り合うことも大事です。パートナーがすごく用心深い場合、素人が浮気の証拠をつかむのは無理というものです。しかしきちんとした証拠を握っていれば、不倫関係を解消させるとか、離婚するとかにしても話を有利に進める材料になります。配偶者の浮気の疑いが濃厚であれば、裏付け調査を探偵に頼むと良いでしょう。お金はかかるものの、浮気相手と出かけているときの写真等、しっかりとした証拠を揃えることができます。不倫の慰謝料請求には期限があります。浮気の相手が判明してから3年、もしくは不倫の事実から20年以内でも構わないそうです。時効が迫っているときは裁判を起こすことで、時効はなくなります。つまり、時効が近い場合は、自ら裁判を起こす手を使うほうがいいでしょう。