東京都北区・赤羽２丁目の行政書士の冨田賢です。

昨日帰宅してすぐ母に、

「今日、歯を一本抜くって言っていたけど、うまくいったか？」

母はガッカリした様子で、

「それが血圧が高いって診断が出て、延期になっちゃったんだよ、それでこういう紹介状を書いてもらったんだ！」

「●●診療所　●●先生　御侍史」とあります。

御侍史（おんじし）・・・この表現に出会うのは久し振りでした！

今では知っている人も少ないのでしょうか、様、御中といった手紙の脇付の一種で、なかなかお目にかかれないものです。

「医者の先生どうしでは案外、やり取りしているみたいだよ」

母はケロッと答えましたが、私も日頃「先生」と言われる職業、一度だけ遇して頂いたことがあります。

以前のブログで書きましたが、侍史は昔、貴人に仕えて文章を代筆した役職で、祐筆とも言い、行政書士の前身・代書人にも例えられると考えられます。

現代では上記のような尊称的意味合いを込めた脇付として使用されているわけです。

▲以前頂いた御礼状より、小さいですが「御侍史」とございます☆

数年前、ある講座主催元から御礼状を拝受した際、
「行政書士冨田賢先生御侍史」

とありました。これは私が古の時代の侍史、祐筆の生まれ変わりかもしれない、という証明だったのでは、とちょっとロマンティックに考えたのでした(^o^)/

今後もよろしく閲覧願います。

行政書士冨田賢事務所

行政書士冨田賢 (とみたまさる)

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御侍史、ふたたび