秋田市のパステル和みアート正インストラクター Umiです。
今日は、女優の 黒木 瞳さん のお話。
(ちょっと、長いよ。)
ぼんやりテレビをつけていた私は、トーク番組に黒木瞳さんが出ているのを偶然見つけました。
何とは なしにお話を聴いていると…。
「最近、本格的にタップダンスを始めたんです。」
へー。
「幼稚園に通う娘が、毎日お弁当を持っていくので朝4時に起きて作っています。」
ええーっ。スゴッ。
「午前中にお稽古して、午後からお仕事に行って…帰宅はどうしても深夜になってしまいますね。」
そうだろうなぁ。大変だよね。
「睡眠時間も少なくて大変ですけど、娘を産む時にちゃんとやろうって自分に誓ったんです。」
うわ~。自分に厳しいのね~。
「私、完璧主義なので他人にまかせられないんです。」
あ~、なるほど~。
「私、努力している自分が好きなんです。」
( ̄□ ̄;)!!エエエーッ
その頃、艱難辛苦は向こうから勝手にやって来る
と思っていた私は、いかにしてそれをかわすか
というお気楽思想でイッパイでした。
そ、それを自ら進んで、イバラの道を歩む人がいるとは…。
すごい大ショックでした。
今、振り返ると本当の努力をした事がなかったので、
努力=苦しい
という発想しかなかったんですね。
今なら、努力のその先にあるものを得るために
ベストを尽くす事の大切さも
達成した時に得られる高揚感も自信も
素晴らしいものだって、理解できるんですけどね。
当時のお気楽私は、
1日24時間のうち、20時間労働4時間睡眠という
過酷な環境にあって(看病です)
苦しい事からのがれる事ばかり、考えていました。
でも、私より年上で、私よりずーっと綺麗で、
私より何でも出来るのに、私など及ばないほどの努力を重ね、
なおかつそれを「好き」と言えるなんて
黒木 瞳さん、スゴイ。
凄過ぎます。尊敬です。
よ~し、苦しくても頑張っているのは私だけじゃないんだ、
今よりも、ほんの少しだけ頑張ろう。
そう思わせてくれた言葉でした。
あれから何年もの時間が過ぎましたが、
まだ私の中にあの時の言葉が残っています。
「努力している自分が好きなんです。」
ズボラです~ぐ手抜きしようとする自分に
いつか私も
「努力している自分が好き」
と言えるほどの努力をしてみたい。
と思う私と、
(でも、明日からね。今日だけ今日だけ。)
と思う私が、
今日もせめぎ合っています。
(^▽^;)
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