~ARPKD~未来の娘へ~

~ARPKD~未来の娘へ~

娘は多発性嚢胞腎(ARPKD)です。
先天性肝線維症のため、9歳の秋
2010年11月に父親がドナーになり
生体肝移植を受けました。
まだ続く闘病・・・。
これまでの母の思いを・・・
未来の娘へ託すため
プログにしてみました。

ブログを書き始めてから、


いろいろな方からご支援を頂き、


2011年冬に小児PKDの会(小児多発性嚢胞腎)の活動をスタートさせました。



ここから一歩ずつ、ARPKDの子供たちの未来へ・・・



希望がつながる事を願います。



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ご無沙汰しております。


娘は20歳をむかえました。


そして、肝移植から11年経ちました。


来年は成人式なので、先日、振袖を選びに行って来ました。(最初は写真だけで成人式は不参加の予定でした)


0歳で病気発覚した時に、医師から20歳には腎不全と言われながらも、実際は、肝移植から11年経ち、移植肝は比較的落ち着いてます。


腎機能の方は、やはり緩やかに低下はしてはいますが、思いのほか、腎臓も踏ん張って現状維持してくれてます。


腎機能40%辺りをウロウロ、腎性貧血なので、今は2〜3ヶ月間隔の外来でエリスロポエチン治療を打ってます。


20歳になったので、小児慢性から指定難病に切り替わりました。


専門学校なので、未だ決まらない就職活動が心配ではありますが...


こればかりは親の出る幕は無く、本人の頑張りを見守って行こうと思います。


移植患者に進行性の腎疾患持ち。

身体障害者手帳1級。

病気や障害を抱えての就活は、なかなか大変そうです。

一般就職か障害者枠か。

自身の病気や病状や病歴やら、本人が説明しなきゃならない場面も増えるので、やはり年齢とともに移行期医療への支援は重要だと思います。

まだ自立するには頼りないところはサポートしてます。


就活はまだ終わってないけど...

卒業式の袴選びもしてきました。


移植から10年経っていて、社会人になる前に、時間に余裕がある学生のうちにと、来年2月中旬に肝生検をする事になりました。

移植後に一度肝生検はしてますが、それから10年経ってるので久しぶりです。

年齢的にも局所麻酔でも可能ですが、ビビりな娘は入院になりました。


とりあえず、娘は元気に過ごしております。


2021.11.13