チャレンジングな生地を選ぶとき | Genuine Savile Row(本物の背広)のブログ

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スーツの解釈は様々です。

このブログではオーダー(カスタムメイド)スーツの話題を中心に私なりの見解を述べていきたいと思っています。

少し派手になるかもしれない生地を選ぶとき、気に入った生地があっても即決せずに落ち着いて自宅で再検討することが吉となることが多いです。(即決しない場合、生地の取り置きはお願いしておきましょう。)

 

再検討のためには写真の撮影が有効ですが、ポイントは以下の3つ。

 

①候補となる裏地やボタンを当てて撮影する。

生地だけを見るよりはイメージが膨らみます。

 

 

サイズの分かりやすいものを添える。

チェックやストライプの場合、写真ではその柄の大きさが分かりにくくなるためです。

 

 

③手持ちのスーツで近い色柄のものを持参、もしくは着用していく。

ほとんど同じ色味だと感じていても、実際に比較するとその差は意外とあった、ということがあります。

 

これらを実践することで、今のところ失敗はありません。

とは言え、やはり仕立て上がりを100%イメージするのは無理なもの。

チャレンジングな生地で仕立てた時は、いつも楽しみ半分、不安半分です。