年に一度の国宝の一般公開、正倉院展。



戦後の復興期に日本人たる尊厳を取り戻すために開催し、今年で77回目となります。

入場チケットは時間制ですが近年大盛況で、がぶり寄りで鑑賞するはほぼ無理です。


平日に鑑賞できないサラリーマンは、今年も土曜日11月1日レイト割り1500円の最終チケット17:30を確保して入場。

展示室に続く行列の先には、まるで獲物に群がる働き蟻のごとし人の群れ。





しかし入場者のほとんどは観光客であるから、スケジュールに縛られ次のプログラム夕食の時間は19時位であろうと見込む。




人は美しいものを美しいと認識し続ける時間は個人差があるけれど、美しさが更なる美しさを求めて、最初の美しさに飽きてくる。30分もするとわずかではあるが、人の群は奈良国立博物館監修のシュールなお土産を求めて次第に減り、そして更に30分が過ぎると主役級の宝物の周りでさえ人はまばらとなって、実質18時30分頃からがぶり寄りの鑑賞時間となる。








最終入場時間の最大のメリットはここにあり、日中は常に30分サイクルで新たな観光客が突進してくるので、混雑は一日中続くのだ。


閉館20時00分迄の約1時間30分、正倉院の宝物は数人の愛好家によりがぶる寄りで鑑賞されておりました。

気が付けば10数年の時が流れ。
これからは、楽しむことに時間を費やす心にのりしろを。

ふたたび。








ストーブトップの煮物調理は温度管理が難しい。
大抵強火で焦がす。

今シーズンは『及源』のトリベットを導入。
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鋳物のトリベットでは大き目のモデル。
工業デザイナーが想定していたかどうかは定かではありませんが、足の高さとその間隔が絶妙で、裏返しても調理器具と足が干渉しない。つまり表と裏が使える優れもので、中火と弱火のコントロールが可能なトリベットなのである。

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得をした気分で、蛇年が終わりそうである。




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えっ!

30度ってソー方向からじゃないのですか?

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このあとスパスパ切れたのは云うまでもありませんが、無駄に過ごした3年が虚しく哀しい。

でもやっぱりこの角度は60度でしょう!

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カブトビールの生は期間限定。

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その前に、赤レンガの歴史、ムスタングが撃ち込んだ掃射痕、キリン・エビス・サッポロ・アサヒに勝負を挑んだ明治の地方財閥、などを学習していざ700円のマグ付き黒生カブトビールを。
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三菱飛行機の堀越二郎氏も飲んだのであろうか。

文明開化の味がする気がした。
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