「携帯電話ジャマー」にご注意を!


携帯電話の普及により、劇場やコンサート会場などで携帯電話の呼び出し音防止や、企業や家庭内のセキュリティ対策のため、「携帯電話ジャマー」という機械を取り付けるケースが見られています。


この機械は、「微弱な電波を使用」、「設置に許可は不要」などとして販売されていますが、使用する場合には無線局免許が必要です。


もし免許を受けずにこれらの機械を使用すると、携帯電話など他の無線局に妨害を与え、電波法違反となり処罰の対象となりますので、安易に購入することのないようご注意願います。


携帯


詳細については、総務省信越総合通信局までお問い合わせください。


見通しのいい場所なのに圏外──携帯電波を妨害する装置は違法か?


携帯電話の普及に伴い,マナーを無視した迷惑な通話が目立っている。そんな通話を妨害しようと,市販されている4G 電話ジャマーを利用するケースが増えているようだ。安いものだと2000円を切る価格で入手できるこの装置,一方では通話の妨害は違法では?という声も聞かれるが,どうなのだろう?携帯電話が使えない喫茶店!


携帯電話


 仕事のやりとりをすべて携帯電話で済ますM氏は,電車や喫茶店など,どんなところでも常に着信できるように携帯電話と,地下に強いPHSの2台の電話を持ち歩いていた。「仕事をする上で,かかってくる1本の電話が,どれだけの価値を持っているか……」というのがM氏の口癖だった。


 ある日,新宿付近のある喫茶店で電話をかけようと携帯を取り出すと圏外表示になっているのに気がつく。おかしいなとPHSを取り出しても圏外になっている。あわてて喫茶店を飛び出しても圏外のまま。入り口から3メートルほど離れてみて,やっと通話可能になったという。


GPS


 しかし,この喫茶店の周りには目立つ障害物はなく,電波が届きにくくなるような環境ではない。地下やデパートなどの室内ならまだしも,見通しの良い場所で電波が届かなくなってしまったことを,M氏はとても不思議に思った。


 実はこの喫茶店では,市販されている携帯電話の電波を妨害するWiFi/Bluetoothの妨害機を複数台店内に配置していた。