現代SFなのでジェンダー観が素晴らしい作品が目立つ
(山岳SFでは人間の女より宇宙人の登山家にシンクロするが、これも実はジェンダーネタ埋まってる)、
表題作は「宇宙の孤児」+「太陽系最後の日」/2*7って感じ?
救出チームのメンバーは女性が大活躍!さらにリーダーも女性!!
男性の方が決断力あるからリーダーに相応しいなどという
古い価値観に汚染されているポンポコピーは、古臭いスペオペでも読んでいて下さい。
現代SFのひとつの到達点とされるハイペリオンシリーズの続編だが、
理想郷を築いた前作の主人公達を否定する大傑作!
フーコーやデリダをコケにしているのも痛快ざんす。