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ゴカマチイエプロジェクト
vol.3
屋根葺きワークショップ



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10月23日の屋根葺きの様子をお伝えします!


AM8:30集合→作業開始


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今回ご指導して頂くのは前回に引き続き

山下板金工業の山下さんです。

たくましい腕の筋肉カッコいいです。





今日のワークショップでは杉小屋の屋根仕上げとなる

銅板を葺いていく作業を行いました。

ペンチの先が曲がったような道具を使って

銅板と銅板の噛み合わせ部分を折り曲げていきます。


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そして銅板を銅製の釘で下地の板へ打ち込んでいきます。

鉄の釘に比べて柔らかいので、打つのが難しいです。




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天気は最高に晴れて日射しガンガンだったのですが、

そのガンガンの日射しが銅板に反射して

めちゃくちゃ眩しいです。






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コヤの中で昼食タイムです。

床の上に座れるようになりました。


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壁の下地処理は山下工務店さんに進めておいてもらったので

壁には貫、間柱、構造用合板の施工がされています。



前回よりグッと小屋っぽさが増していて、

日に日に完成へ近づいている感じがしました。





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これは外側にはみ出した銅板を、金属用のはさみで切っているところです。

前回のワークショップで少し練習しましたが、

やっぱり山下さんのように涼しい顔で

チョキチョキ切るのは至難の技です。




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何とか夕方までに屋根葺きを完成することが出来ました。

最初1日で終わらないかもと言われましたが、

山下さんにもお褒めのお言葉を頂き最高です。


今までで一番ハードな施工になりましたが、

めちゃくちゃ楽しかったです。

ありがとうございました!


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現在の小屋の外観です。

壁が貼られるとだいぶ小屋ですね。


今週のワークショップではこの壁に仕上げ材の焼き杉を貼っていきます。

次のvol.4 焼杉トントンワークショップをご期待下さい。





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10月23-24日
連続ワークショップ第3弾
vol.2
屋根葺きワークショップ
開催です!


いよいよ明日屋根葺き工事が始まります。

屋根に上り銅板を葺いていきます。

どんな仕上がりになるか楽しみです。


ワークショップ参加者も募集中です。

楽しい経験が出来ると思いますので興味のある方は

是非ご連絡ください!



連絡先

ゴカマチイエプロジェクト代表
首都大学東京 修士二年 新井祥太
e-mail: gokamachi_ieproject@yahoo.co.jp

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vol.2
銅板ぶっ叩きワークショップ(上棟式)


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17日
建て方(たてかた)→上棟

朝8:00現場集合です。

足場が組まれました。

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材料が搬入されました。この材料を組上げていきます。




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ついに柱が立ち上がりました。

高いです。興奮してきました!






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柱の基準を決める為に「風防さげふり」という道具を使って

垂直を計ります。これがずれていると全てが歪んでしまうので

ここは大事なポイントです。



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柱の位置が決まったら、仮止めの筋交いを打ち込んで固定です。



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柱と梁を軸組図を見ながら順番に組上げていきます。

徐々に小屋の輪郭が浮かび上がってきました。





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柱と梁は継ぎ手を差し込み、ボルトで固定です。



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完全に職人の顔つきになっています。


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新井キャプテンも必死の形相でボルトを締め上げています。




順調に組上げている中、杉の小屋の昇り梁にほぞ穴が開いていない

というハプニングが!


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でも職人さんは全く動じないです。

すぐにノミを使って穴を掘ってしまいました。



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釘を口にくわえ、作業する瀧本氏 似合いすぎています。




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釘を打つのも慣れていないので時間がかかります。

職人さんは4発くらい、とんとんって叩いただけで

木の中に釘がするっと入ってしまうのに


なんでってっ感じです。





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瀧本氏のダイナミックな釘打ちです。




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そんな感じでついに組み上がりました!

ヤバいっす!感動です!想像以上に大きいです!


でも周りといい感じのスケール感だと思います。



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そして山田さんの用意して下さったお赤飯を小屋の中で食べました。


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まだスケスケですがこんな感じでみんなで食事が出来たらいいです。




そして山田さんのお孫さんが登場です。



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顔を見るなり泣かれてしまい困惑する瀧本氏(左)





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お孫さんも山田さんに抱きかかえられ屋根の上へ

ずっと泣いてたのに上棟式が始まるとぴたっと泣きやんでました。


筑波山に向かってお供え物と魔除けの飾りを置きます。



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小屋が形になってきていると実感出来ました。

これは自分たちが設計からやってきているからというのも

あると思いますが、初めての人でも絶対楽しいです。



次回は銅板の屋根葺きワークショップです!