こんばんは、gogoです。



今日は2~3ヶ月前にリリースされ話題になった個人間レンタカーサービス「CaFoRe / カフォレ


提供サービスは、日本におけるいわゆるレンタカーの発展形である「カーシェアリング」じゃなくて、個人間の車の貸し借りをWEBで仲介する手数料ビジネスです。


運営はブラケット


外資代理店出身の代表さんと、相乗りマッチングサービス「のってこのシステム開発会社を経営する方の共同事業。




個人が所有する車を使わないときに、使いたい人に貸して収益をあげるモデル。


ニーズは確実にあり、色々トラブルは想像されますが、基本お客様目線に立った仲介サービスです。



ただ、残念ながら、この行為は「自家用自動車有償貸渡業」に定める法規に抵触する可能性が極めて高い。


許可を受けていないものが、有料で車を貸す行為を行ってはいけません。



なお、カフォレのWEB内のQ&Aでは


≫ 本サービスは、出品者が保有する自動車の貸出可能な日時、出品者の自動車に関する情報、出品者に関する情報、および出品者との独占的交渉権の売買を行う場を提供するサイトです。

≫ 本サービスは無償での自動車の貸し借りを促すサービスです。

≫ 実際の自動車の貸し借りを無償で行って頂く限り、レンタカー業にはなりません。


と苦しい言い訳が書かれており、経営陣には本件が「グレイ」である認識はあるようです。

(独占的交渉権の売買!って、無理でしょ~)


ちなみに、管轄官庁である国土交通省運輸局に問い合わせたところ、「現在、全国から本件に関するクレームが殺到しており、事実確認を済ませた後に然るべき対応を行う予定」との回答でした。


メディアの取材も多く、利用者も確実に増えているようですから、かわいそうな気はしますが、やはりルールは守って他者と凌ぎを削って欲しいものです。


また、明日。