「あとは緩和」といわれたら

- 診察室からの独り言,その他いろいろ −


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2007年発症の乳がん症例.

術後の再発治療で,がんとの付き合いは
なんやかんやと10年になろうとしている.

様々な標準治療(手術,抗がん剤,放射線治療)を,
やってきたが,

当院での治療を希望して来院された.






当院では,診療経過の中で
ピンポイントで導入する治療を“点の治療”
継続して行う治療を“線の治療”としている.

“点の治療”“線の治療”を巧く併用して,
がん制御にあたるのだ.
(参照↓)
http://ameblo.jp/gin-nami/entry-12213012245.html


現在,転移箇所は,脳と頸部リンパ節.

脳転移は,3ヶ月に1回のMRIでの経過観察.
必要に応じてガンマナイフを“点の治療”として,

そして,
頸部リンパ節転移巣に対して,
週1回の少量抗がん剤治療を“線の治療”として導入した.

治療開始から半年が経過.

使用抗癌剤は,
イリノテカン10mg/bodyとエンドキサン25mg/bodyを
週1回点滴投与.

画像上,リンパ節転移の増大は止まったまま.
腫瘍マーカーのCA15-3も横ばいで経過している.
脳転移の再発も今のところ認めない.

腫瘍内科の医師がみたら,
『なんじゃ,こりゃ?』というような内容の,
抗がん剤治療でもちゃんと効いている.♪〜

副作用は無い.

ヨシヨシ,このまま,このまま.(^^)
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