この半年間の話、その4です。
今回で完結編としたかったのですが、ちょっと時間がないのでもう1話引っ張ります(笑)
学科試験、4科目中3科目は間違いなく合格ラインを超えている自信がある・・・・。しかし唯一「構造」だけに自信がなく、ひょっとしてそれが原因で不合格かも。。。
そんな不安を抱えながら試験会場である和歌山大学から自宅に帰宅。
ちょうど帰宅した頃、僕が通っていた資格学校のYouTubeチャンネルではもうさっそく解答速報が行なわれていました。
しかし自信の無さと、ここ数日の追い込み勉強であまりにも疲れていたためそれを見る気にもならず、風呂に入って夕食も食べることなく眠ってしまったのでした。
ふと目を覚ましたのが午前3時ごろ。
寝たのが21時ごろだったと思うので、もはやその時点で普段の睡眠時間くらいは眠っていたことになります。
そして資格学校から言われていたことが、「もし合格していたら明日からさっそく設計製図試験の勉強をスタートすることになりますので、必ず当日中に当院の解答速報サービスで自己採点をしてください」。
つまりこのまま何もせずに朝を迎えても、結局明日になれば資格学校の人から自己採点の催促がくる・・・・。
仕方ない、自己採点するか。。。
どうせするならもう一番自信のない「構造」からしよう。
最初の6問が難関の構造力学。
まったくわからなかった問1、まぁ当然に不正解。
選択肢を代入してまで答えを探した問2、なんと正解!!
唯一苦戦せず解けた構造力学、トラスの問題、正解!!
なんとなく解いた静定ラーメンの問題、なんと正解!!
なんと全然自信がなかった構造力学が6問中の4問正解!!
これ意外といけてんじゃね!?
しかし中盤の問題で不正解、不正解、不正解・・・・。
2択まで絞った問題、なんと外して不正解、不正解。。。
・・・・・終わった。。。
また来年再チャレンジか。。。
そりゃみんな半年以上かけてする勉強をその半分以下の3ヶ月で、なんてナメすぎてるよな・・・・。
ここでもう自己採点をやめました。
そして資格学校ウェブサイトの、自分の解答を入力すると勝手に採点してくれる自己採点サービスに自分の選択した解答を入力し、送信。
もう厳しい現実を受け入れることとしました。
しかし返ってきたのは意外な返事でした。
・・・・マジか、合格点超えてるやんけ。
この話、ブログ見栄えのために脚色しているストーリーではありません。本当にあった流れです。
蓋を開けてみると、「構造」の後半の7~8問が全問正解できており、怒涛の追い上げで合格ラインを超えていたのでした。
当然、他の科目は普通に楽勝の合格ライン越えで、結果的にはまったく不安感のない総得点で学科試験合格だったのでした。
ちなみに後日、資格学校のスタッフからこそっと聞きましたが、学科試験本番も僕がクラスで最高得点だったそうです。
そして翌日以降、各資格学校が続々と試験の総括をYouTube等でアップし始めてましたが、やはり総じて「今年は構造が難しかった」とコメントを出していました。
ちなみに後日発表された「構造」の足切りラインは13点。
2級建築士の学科試験は ①各科目ともに足切りラインに引っ掛からないこと ②総得点で60点以上であること が合格条件となります。
なのでやはり僕は割と余裕をもって合格することができていたのでした。
いや~、これはマジで冷や汗モンでした。
本当に、本気で落ちたと思っていました。
ではいよいよ次回、完結編となります。