遠景に干し草が丸くなって、かわいい景色のある日。
一閑張で、和紙を煮溶かして段差を埋める、という技を試してみました。レッツトライ。
こんな藤カゴだと、段差がおおきく、和紙を普通に貼っても、特に内側が浮いてきやすいのです。写真は、貼った当初はよさそうに思えたのですが、あまりに内側が浮いてきたので、内側の紙を全部はがしてみたカゴ。
段差を埋める技としては、和紙を小さく折りたたんで挟み込む、というのがお手軽ですが、蔵のまきひらさんが、和紙を煮溶かして塗るといいのよ、と教えてくださり、聞きかじったとおりに試してみることに。
気長に煮ていったら、おかゆ状態になってきました。ほぼ、お料理状態です。もう少し細かくちぎってから煮ると早かったのかなぁ。小一時間でこんな感じになりました。もっと、一晩くらい煮込むとよいのでしょうか??
ともあれ、気の短い私は、ま、とりあえずやってみよう♪、と、さっさと糊と混ぜて、
初めは、割り箸をつかっていましたが、結局途中で悟りをひらき、直接、指で作業するようになりました(笑)
左官やさんの、壁塗りのイメージでしょうか。すきまを埋め込むようにのばしていきます。
墨が混ざっている分、大分グレーになりました。
3日くらい干していたら、しっかり乾きました。 次回はもう少し上手にできるかな。