もうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨日の未明に母は長く苦しかった日々を終えました。今はようやく家に帰り、とてもら安らかな顔をしています。
本当に母は頑張りました。転移が分かったのがちょうど1年ほど前。
それから母はどうにかして以前のように戻れないかと、本当にたくさんの治療を頑張っていました。
私と母は親子なんだけれど、親友のようで恋人のようで姉妹のようなお互いがお互いの半身のようなそんな関係でした。
だから色んなことを話しました。私は母のおかげで普通なら考えないようなことも考えてみる機会をもらえたし、甘えん坊でひとりじゃ何もできない私を少しずつ大人にさせてくれました。
8月ごろ、とても強い抗がん剤をやると決意した時は本当に驚きました。その時でさえ、ごはんがおいしく食べれず、体も弱り頑張りすぎるほどに頑張っていたので。
でも母は私ともっといたいから頑張るんだと言ってくれました。涙が止まりませんでした。
本当に頑張りました。最期の最期まで一生懸命に息を吸って吐いて、そして私のこと家族のこと、色んな友達のことを考えていました。
私は最期まで母の母としての温もりを感じていました。今も、姿形は見えなくても私を包み込んでくれているのが分かります。
世界一のママです。これから私が何年生きようと、ママは私が世界で一番愛するひとです。
みなさん、母はいつでもどこでもそばにいると思います。母のことを気にかけてくれていた皆さん、本当にありがとうございました。
母は本当にたくさんのひとに愛されました。今、やっとどこかで美味しいごはんを食べて大好きなウクレレを弾いたり、好きなことをして気持ちよく過ごしていると思います。
でも、一番辛くて悲しいのもママです。私は悲しむだけ悲しんだら涙を拭いて、ママに笑顔を向けようと思います。
みなさん、本当にありがとうございました。ママもみなさんのはっぴーを願っていると思います。
ママ、ありがとう。