ペンもノートも不要な復習方法 | 中卒・高校中退から早稲田大学に合格した方法

ペンもノートも不要な復習方法


テストで点をとるには、正解を思い出すことができなければなりません。
そのためには、「思い出す」トレーニングを日々の勉強に取り入れることが役立ちます。

そこで、今日は私が受験生時代にやっていた復習方法の一つをご紹介します。

どう言うやり方かというと、勉強した後に「それまでに何を勉強したかを思い出す」だけです。頭の中で考えるだけなので、ペンもノートも不要です。

具体的には次のような感じです。


起床直後のベッドで思い出すこと
 ・昨日参考書や授業で何を勉強したか
 ・今日の授業に備え、昨日何を予習予習したか
     ↓
授業の直前に思い出すこと
 ・昨日の予習で何がわからなかったか
  (これをやると講義をメリハリをつけて聞くことができます)
 ・今日、これまでに何を勉強したか
     ↓
授業の直後に思い出すこと
 ・今の授業で何を勉強したか
 ・今日これまでに何を
 ・次の授業に関して何を予習したか(わからなかったこと等)
     ↓
翌日の授業の予習直後に思い出すこと
 ・今の予習で何を勉強したか(わかったことやわからなかったこと)
 ・今日これまでに何を勉強したか
     ↓
参考書や問題集を使った独自の勉強をした後
 ・何を勉強したか
 ・今日これまでに何を勉強したか
     ↓
夜眠る前のベッドで思い出すこと
 ・今日これまでに何を勉強したか

文字に書くとメンド臭そうに思えますが、実際にやるとほんの少ししか時間がかかりません。
とても簡単なのでお試し下さい。


【重要ポイント】
記憶の状態には3種類あります。

①はっきりとした記憶(得点に結びつく)
②もどかしい記憶(得点に結びつかない)
③記憶してない

上に書いた「何を勉強したか」を思い出している時に、思い出せそうで思い出せない「もどかしい事柄」が出てきます。

もどかしい事柄は、簡単に「はっきりとした記憶」にすることができるのですが、ほったらかしにしておくと「記憶してない状態」になり、一からやり直しです。

受験勉強の目的は「得点に結びつく記憶=はっきりとした記憶」を増やすことです。

「もどかしい事柄」にぶち当たったらその場で覚えるようにしましょう。

そうすれば、得点に結びつく知識を比較的楽に増やしていくことができます。