終わり。雑記。

本当にたくさんのお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。

結成五年、数えて三回目の本公演を上演することができました。一回の公演には何人、何団体のご協力があって、成り立つものかと思います。お客様はもとより、関係者の方々にも心よりの感謝をいたします。

さて、次の劇的ショウゲキジョウですが、少しの間、修行期間を持とうかと思っております。演出も役者もスタッフもみんなが成長できて、そして、改めてここでいいのかを考えて、次の問を持ちたいと思っております。

裏話ですが、劇的ショウゲキジョウの作品はいつも叩かれることが多く、よくわからない、つまらないといったご意見が多く寄せられる劇団でした。演出家自身がそれでいいと思っていたし、アングラな世界が大好きでやっている以上、エンタメより美しい絵を、泥臭く。ってのが、好きです。でも今回はその泥臭さは弱かったなぁと思ってます。今回はエンタメに振る部分が大きかったと。そうすると、なんと今まで見なかったような有り難いおほめのお言葉や、評判をいただくことができました。割合としては逆といっていいくらいの反応です。
とても嬉しい反面、ある作演出家さんにボロボロに言われました。演出家の看板を降ろせとも言われました。尊敬している方なので余計にショックは隠せませんでした。またある仲のよい作演出家さんには裏でさんざ芝居ではなく個人をディスってました。
結構信用してたので、余計に辛かったですねぇ。たったそんなけのことでばやんはただいま立ち上がれないのです。演出家として何をしたらいいのか見失ってしまっているのです。
僕の心は電子顕微鏡の上のパレパラートに乗せる薄いガラス板のような弱さです。そんな弱い人間がよくここまでやれたなぁと自分でも思います(笑)
ばやんは少し休憩。
また誰かが僕とやりたいって思ってくれた人が現れたら立ち上がります。

さぁ、横になろうか。