アニメとゲーム全体のネタバレを含みます。
私がプレイしたのはPSP版のみなので、vitaで補足されたらしい部分については知らない状態です。

こはるのキャラ雑感
こはるの設定はとても優秀ですよね。物語を読み始めるときに最適解なキャラ。世間知らずだからノルンの世界観をまわりに説明してもらうのが自然だし、ほわわ天然系は乙女ゲーム主人公の王道でしょう。天然なだけではなくて、母性があるところが、私はすごく共感できて、それも良かった。

駆ルート
初回はこはるでいくことにして、王道っぽかったので駆からプレイしました。梶さんの演じる腹黒キャラが好きになったのは駆きっかけだったかも。
初回なのにストーリーは不親切で、いつの間にかロンと七海ちゃんがデキてるし(各ルートでいろんなカップルができるってわかってなかったから???ってなったよ)、最後の最後でサイレンみたいな音が鳴って駆がこれから幸せになれるのかさっぱりわからない終わり方どうなの?っていう。
でも、いいんです。図書室で隠れてキスするでしょ。あの場面がすごく好きで、初期ミスチルの「車の中でかくれてキスしよう」って歌を勝手にあの場面のテーマにしてるくらい好きなので。駆はノルンで一番好き。
アニメが主役級の扱いで、駆の物語はゲームより納得感があって、シロウさんと駆とこはるにしっかり落とし前をつけてくれてたのがとても良かったなーと私は思っています。アニメのお陰で駆がさらに好きになりました。
物語も王道のボーイミーツガールでいいよね!

千里ルート
こういう子が乙女ゲームに出てくると、女性が本来持っている母性っていうより、日常生活のオカーサンの気持ちが全面に出てしまって、ほとんど萌えないの。もっと若い頃だったら萌えたのかなぁ。好きな人ができて、大人へ一歩近づいたね!良かったね!みたいな感想しかない。
能力的な組合せとして、火には水が必要で、ピッタリなのね。だから物語としては、救い方がほっと出来るものだった気がした。

正宗ルート
苦労性のリーダーだと思ってたら世界側で色々嘘はついてないけど真実も言わないっていうズルい大人だった。ズルい大人好きなので、こはるをそれほど好きになってないであろう序盤に、甘いもので酔っぱらって(このトンでも設定もスルーできる!恋愛脳だから!)キスするか襲うかするところが、とてもツボでした。しょうがない人だな、好きだなぁと私が正宗を好きになりました。
朔ちゃんが死んじゃうのってこのルートだったかな?あれは良くないと思うよ。このルートじゃないかもしれないけど。でもそれは恋愛脳だから横に置いとけるのね。
正宗がちょっと判断遅いけど、世界のためじゃなくて、こはるのために行動して、こはるとは幸せに過ごせそうなラストは、恋すると自分本意になるよね!ということで納得してます。感想ブログを昔読ませてもらった記憶だと、納得してる私が少数派だったんじゃないかな。世界のためじゃなくてこはるのために七海ちゃんに記憶消してもらうとか、愛だなぁーと思うんだけど。

さて、次は深琴チーム!