しかさん、がんばれ！

最近読んだ本。
荻原浩『誘拐ラプソディー』
荻原浩『母恋旅烏』
短編集『I LOVE YOU』
東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』

荻原浩の小説は、背伸びしていなくて、格好つけない文章がとても好感がもてます。
『誘拐ラプソディー』は、金も家もなく、借金と前科だけあるダメ人間が、金持ちの子供と出会い、誘拐をするが、実はその子供がヤクザの組長のひとり息子。警察だけでなくヤクザにも追われ、しかもその子供との間に友情まで芽生えはじめて。。ユーモアありでタイトル通りの気持ちのよい話です。
『母恋旅烏』は、大衆演劇の役者一家の家族を舞台に、笑いあり涙ありの心温まる話です。

『I LOVE YOU』は、男性作家6人の短編集。
伊坂幸太郎「透明ボーラーベア」 石田衣良「魔法のボタン」 市川拓司「卒業写真」中田永一「百瀬、こっち向いて」中村航「突き抜けろ」 本多孝好「Sidewalk Talk」
そこそのクオリティの短編です。売れっ子作家がほとんどですが、自分の好きな作家を見つけるのにもいいかも。

『パラレルワールド・ラブストーリー』はかなり秀逸な作品でした。頭のいい二人の男性が主人公、それに関わるヒロインの女性など、容疑者Xの前身となるような要素がみうけられました。それにしても、（研究に携わる）理科系の人たち（の恋愛）を表現するのがホントにうまいなあと思います。




先週の日曜日に脇田のアメフト応援に横浜スタジアムに行って来ました。
皇ちゃんも連れて行ってあげました。高田のみんなのまえで、皇ちゃんは、よそいきモードで大人しくしていました。



皇ちゃんの昼寝の我慢も限界になってきて、試合の終盤で先に帰って来ました。試合には勝ったとのことでよかったです。高田のみんなには、バタバタしちゃって、迷惑かけたかもしれませんが。
家に帰って来たら、皇ちゃんは、応援グッズではしゃぎまくっていたので、それなりに楽しかったんだろうなということで、連れて行ってよかったです。


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