今年2月5日で、子宮体癌手術から丸10年が過ぎました。

 

年末に受けた細胞診と今年3月に受けたCT検査の結果を

聞きに病院へ行ってきました。

 

「10年ですね~!」と切り出した先生。

「お陰様で、本当にありがとうございます。」

PCの画面をのぞき込む私に

「結果も大丈夫でしたよ。」と笑顔の先生。

「そうですか!良かったです。次回は…」

いつもの慣例で、次回の検査を聞くと、

 

「う~ん、そうですね…」

中々、返答がありません。

 

「1年に1回受けると、安心なんですが…」と私。

「被ばくも考えて、CTは短期間で受けなくても良いかもしれません」

そして―

「それでも不安でしたら受けたい時期、3か月前に予約してください。」

 

という事は、これからは自分の判断になることに……もう大丈夫っていう事?

 

ついに検査から解放された!

もう、大丈夫なんだ!

改めて、今までの全ての事に感謝して、自信を持って生きて行ける気がした。

 

 

 

 

手術から今月で丸9年。

とうとう10年目に突入!!

 

先月、病院で細胞診・CTの結果を聞いた。

異常なし。

 

半年に一度の定期検診は一年に一度へ

一年に一度のCT検査も二年に一度になった。

少し不安もあるが「もう大丈夫だから」と先生からの嬉しい言葉。

 

抗がん剤治療からお世話になった先生。

あれから二人のお子さんも生まれ、

時の速さにしばし談笑。

 

「三月から異動になりますので」

 

えっ?

泣けた…なんか泣けて泣けて…涙が溢れた。

 

一瞬で色んな事を思い出してた―、

辛かった治療の事、死を覚悟したこと、

一緒に頑張った友達の死。   

 

感謝しかない気持ちを嗚咽で言葉にならなかったが、精一杯伝えた。

 

九年前――、

区の検診で異常なしと伝えられた。

生理が長く続いたので、大きな病院を受診。

まさかの癌が見つかる。

区の検診から5か月後だった。

それまで毎年、婦人科は受診していた。

 

命を救ってくださった先生に感謝。

良い先生に巡り会えた運にも感謝している。

 

細胞診の結果を聞いて来ました。

結果は、「再発の兆候はありません」―でした。


同じ子宮体癌の治療中の方には、希望を持ってほしいです!!

どうか諦めたり落ち込まないで!

私は、手術から8年経ちました。

もう癌患者だったことも忘れる位、今、忙しく働いてます。


泣いて、落ち込んで…覚悟を決めて…。

日々、不安と恐怖の戦いでした。

それでも生きる道を選ぶんです!

人間って強いんですね。


癌に勝ったんじゃない!

自分に勝ったんです!

自分に勝ったから、癌が去って行ったと―そう言い聞かせています。


これからも自分を応援していきます。

一緒にまた頑張りましょう!