２０１０年を簡単に振り返ると、bricsに代表されるような新興国の株式の上昇が目立った年でした。国によってはリーマンショックどころか２００７年の高値も超してきているところもあります。それに対して先進国（この言い方もそろそろ変えるべきかもですが）の株価の動きは鈍く、特に日本は酷かったです。
私は最初は今年のフィニッシュは１１５００－１２０００円程度と思ってました。ただ、ドルベースだとリーマンショックを既にクリアしているので、完全に間違った見方だったとは思っておりません。しかし、とにかく円高が凄かったです。これの影響は無視出来ません。
最終的に今年が陽線なのか陰線なのかは微妙な所ですね。あと８営業日で３００円上げることが出来るかどうか。
来年どうかは、また来年書きますが、去年よかったところは次の年はそれほどでもないのが例年のパターンです。新興国は揉み合い調整に入ると思います。先進国はどうなんでしょう。アナリストの見方は来年日経平均は１２０００円程度は行くという見方です。私もそう考えていたのですが、あまりに大勢が同じように考えているのが気に掛かります。来年の見方というのはほとんど外れますから。。。アメリカの大統領選挙前年は下がるわけがない、というアノマリーもあるからですが、アメリカのパワーも少々落ちてきているように思いますし。