イタリア人のお客さまの前で(バスの中で)やけくそで歌を歌った時の話です。

(昨日の続きです)


お客様とお会いした初日の朝。

東京のホテルでバスに乗り込み、いざ箱根へ。

天気予報では雨とのことでしたけど、東京出る時は雨降ってなかったんですよね。


なのに箱根はといえば大嵐 Σ(・ω・ノ)ノ!

でもって、もちろん駒ヶ岳ロープウェイも芦ノ湖の遊覧船も動いてません。


もちろん、富士山だって影も形もありません。

前方10mがうっすら見えるってくらいなんですから、あたりまえ。



スケジュール変更したところで、どこに行ったって大嵐なんですから

「なんでこんな時期にツアーをやるんだ~!」とか

「もう二度と日本には来ない!」とか

バスの中で荒れる方も・・・(-_-メ


せっかくの芦ノ湖のほとりの素敵なレストランでのランチだって、荒れ狂う湖を眺めながらなんですから

お客さまの気持ちも分かってしまうのがさらに辛い。。。o(;△;)o


そしてランチの後で、また嵐の中を移動です。

見えるはずのない富士山の麓方面へ向かいながら


そこで

えーいっ!歌でも歌えーっ!!と歌ったのが”君が代”


すると、奇跡が起こったんですよ~~~

雨は小降りになり、雲に切れ間が出来て、富士山の天辺が顔を出したんです\(^o^)/

運転手さんも驚く天気の変わりよう。


寄り道して、河口湖畔にバスを止めた頃には雨もすっかり止んで、お客様はすっかり上機嫌。

みんなで笑顔で記念撮影するほどです(*^▽^*)


そうすると

「君の歌のおかげだ~~」って(笑)

「ありがと~~」って感謝の言葉さえくださるんですから。


イタリア人に乾杯ワイン

(^з^)-☆Chu!!