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模試を解いたり、
過去問を解いたときに、
受験で失敗する人は、
点数を気にします。
そして、
解けなかった問題は、
答えを確認するだけです。
受験で成功する人は、
点数はあまり気にせずに、
出来なかった問題を
気にします。
そして、
解けなかった問題を、
解ける様になるまで
復習します。
他の記事でも
何度も言ってますが、
問題の解き方や
答えを
理解するのと、
解ける様になるのは
全くの別物です。
理解するだけで、
問題が
解ける様になるのなら、
学校の授業でなるほど、と
思った勉強は、
テストに出ても
解けるはずです。
しかし、
現実は
そうではありません。
料理や
スポーツの技を
理解しても、
出来る様になるまで
反復練習しないと、
出来る様にならないのと
同じで、
勉強も
理解しただけでは、
出来ず、
出来る様になるまで
反復練習するのが
大事です。
そして、
テストの点数を
上げるコツは、
出来ない問題が
出来る様にすることです。
出来る問題の勉強を
さらにしても、
もとから出来る問題が
大半ですので、
点数に
大きな変化はありません。
出来ない問題が
出来ないままなら、
当然、点数は上がりません。
出来ない問題を
出来る様にしてこそ、
点数は伸びるのです。
また、
ほとんどの受験生は
同じ問題を間違えます。
模試やテストで
「前回もここで
間違えたな。」
という
経験をしたことは
ありませんか？
ほとんどの人は、
そういう経験を
しているはずです。
そして、
その問題を
念入りに
復習しないので、
同じところを
間違えます。
逆に言えば、
模試やテストで
間違えたところを
二度と間違えない様に
するだけで、
驚くほど、
周りの受験生に
差をつけることが
出来ます。
そのためには、
テストや模試を受けて、
化学で
鉄の製法のところが
あやしいなら、
鉄の製法については、
テストで出た問題以外も
しっかり復習する。
地理で、
東南アジアが
あやしいなら、
テストで出た問題以外も
しっかり復習する。
数学で、
二次関数の
平行移動に関する問題が
なんか
間違えてしまうのなら、
テストの問題は、もちろん
チャート式の復習や
過去問の
類似問題の演習をして、
同じタイプの問題は
確実に解ける様にする。
それくらい、
しつこい姿勢が
大事になります。
受験勉強とは、
受験に出る知識だけど、
自分には
まだ定着していない
知識を
覚えていくことです。
参考書や塾、
学校の勉強は
あくまで、
その手段に過ぎません。
参考書を
極めようとすることは、
受験に出る知識だけど、
自分には
まだ定着していない知識を
覚えていくことの
手段であって、
参考書を極めることが、
受験勉強の目的では
ありません。
模試やテストで、
間違った問題を
復習した方が、
自分にはまだ
定着していない知識を
覚えていく、
という目的を
達成しやすいのに、
いつのまにか、
参考書を極める
という手段が
目的に
なっている人が
数多くいます。
「あー！
勉強しているのに、
なんか点数が全然伸びない！
もっと、
参考書を勉強しなきゃ！
塾の勉強をしなきゃ！」
となって、
テストや模試の復習が
流れ作業で
いいかげんな感じで
終わって、
参考書や
塾の勉強に
一生懸命になる
人のことです。
むしろ、
そんなことを
しているから、
点数が伸びないのです。
模試やテストで
間違えた問題、
解けなかった問題が
あったときは、
絶好の
点数を伸ばす
チャンスです。
出来なっかた問題は
二度と
間違えない様に
しつこく、
念入りに
復習しましょう。
そうすれば、
点数を気にしなくとも、
点数は伸びます。
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