すっかりご無沙汰になってしまったこの英語ブログ。
皆さん、英語の勉強は続けていらっしゃいますか?
こんにちは、ゆーじろうです。ニコニコ


さて、唐突ですが「大きい」、これを英語で言うと一体何になるでしょう?
同様に「高い」、コレも英語で考えたときに思い浮かぶ単語は??


日本語でも、1つの言葉でいくつかの意味を含んでいる事が多々ありますよね。
例えば、「彼は背が高い。」と「この車の方がカッコいいけど、少し高いかな…。」何て言葉と、「この服は私には少し大きいわ。」と「すごい大きな美術館だね!」などなど。
それぞれ同じ「高い」や「大きい」ですが、前後の文で多少ニュアンスが変わってきますよね?

そう、この一つの言葉でいくつもの意味(ニュアンス)を兼ね備えるというのは、日本語独特なんです。
英語ではそれぞれの意味に合わせて単語を使い分ける必要があるんです!!

そんな訳で、今回は「同じ意味でも、目的によって変わる英単語」をお話します。メモ


●大きい
大きいという意味を持つ単語の中で代表的なのは big と large の2つ。
どちらもほぼ同じ意味なので、お互いに言い換える事が可能ですが、ものすごく細かな部分で使い分けるのが一般的です。

・big → 形、大きさそのものが大きいとき。
・large → 大きさそのものよりもその中に収まるモノの量が大きいとき。

例えば、大きなマグカップを想像してみて下さい。
「Wow, it's a big cup !! 」と言った場合、そのカップ自体が大きいという事を単純に表しているのに対して、「Wow, it's a large cup !! 」と言った場合には、その中に収まる飲み物の容量も含めた表現になっています。
つまり、 a big cup には大きなカップというだけで、底上げしてあって中身はさほど入らないとか、カップ自体は普通だけど色んな装飾が施されて全体的に大きくなってるとか、そうした意味も含まれているわけです。

洋服などのサイズでも L(large)、M(medium)、S(small) が使われますが、サイズを尋ねる時は「Have you got this shirt in a large?」という言い方をしますが、実際に着た際の感想では「umm.....it's too big.」と表現します。
これは、前者が「自分が着ること」を想定している(中身を考慮している)のに対して、後者は単純に服そのものが大きかったという事を意味しているわけですね。ジーンズ
(まぁ、厳密にはどちらでも問題ないと思いますので、あまり難しく考えないで下さいあせる

ちなみに、よくイギリスで使われる大きいという意味の単語に hugemassive があります。
これは本当にイギリスでもよく目にする・耳にする単語ですが、意味はどちらも「超でかい」です(笑)
huge というのは、よく建物や都市などの場所に対して使われます。 a huge pub や London is a huge city. なんて。もちろん、ただ超でかいんだよ!なんて時に very big と言う代わりに huge と言ったりね。
一方のmassive はこの大きさに重さを含んだ意味合いになります。

海外の(特にイギリスの)博物館などにある展示物の説明文にはこの massive が多く書かれていますので、 huge と合わせて覚えておきたい単語ですひらめき電球


●高い
高いという表現でよく使われるのは high、tall の2つ。それと、断定的な意味で expensive という単語があります。

・high → 高い位置を示すとき。
・tall → そのモノの高さを示すとき。
・expensive → 価格の高さを示すとき。

先程のbig、large に比べると比較的簡単かもしれません。
high は位置と書いてある通り、そのモノの高さをポイントで表しているのに対し、tall はそのモノ全体の高さを表しています。
つまり、「He is at 50 metres high. 」と言った場合は、彼が50メートル地点(の高さ)に居る事になり、 「He is 2 metres tall. 」と言うと、彼の身長(高さ)が2メートルあるという意味合いになります。

スカイツリーってすごい高いんだよ!と言いたい時は、間違っても The Skytree is very high. とは言わずに、「The Skytree is very tall. 」と、全体の高さを表す tall を使う様にして下さいね東京タワー

ちなみに、値段が高いという expensive は high price という言い方も出来ますが、日常会話の中では expensive の方が一般的でしょうね。


そんなこんなで、久しぶりの英語ブログでしたがタメになったでしょうか?
相変わらず長い文章で申し訳ありませんが…ガーン
余談ですが、某コーヒーチェーン大手では、サイズで large ではなく tall が使われていますが、あれは「コップの大きさを選ぶ」という意味合いになるわけですね。
ちょっとした英語に触れる時に、こうしたことを考えるとおもしろいな~と思う今日この頃。

まだまだ夏真っ盛りの日本。
熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい~


それでは本日はこの辺で。
see you next time 打ち上げ花火


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