6日のロンドン外国為替市場の円相場は続伸。前日終値に比べ65銭円高・ドル安の1ドル=80円70~80銭で引けた。

 欧米の株安を背景にリスク回避の動きが広がり、円が買われた。

 円の対ユーロ相場は大幅反発。同1円85銭円高・ユーロ安の1ユーロ=105円85~95銭で引けた。

 欧州債務問題の懸念に加え、欧州株安によるリスク回避で、ユーロなど比較的に高金利の通貨が売られた。

 ユーロは対ドルで大幅反落。前日終値に比べ0.0120ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.3110~20ドルと2月中旬以来、約2週間半ぶりのユーロ安値圏で取引を終了した。

 英ポンドは対ドルで大幅反落。対ドルで同0.0135ドルポンド安・ドル高の1ポンド=1.5730~40ドル。

 この日朝方発表された2月の英住宅価格が予想より悪化したことも、ポンド売り材料となった。