コンニチハ♪
シャーロット・ケイト・フォックスです。
ウソです。
いや~、、、、カンケーないけど、今、というか、いまだに、
ケツ筋が痛いです><;
というのも毎年恒例の用水路&側溝掃除(※ウチの界隈ではコレを『江ざらい』と言う。)に日曜の早朝から、一家から最低一人は供出しなければいけないという村の掟によって駆りだされまして、
で、重たい側溝盤をいくつも取り外しては中にたまった汚泥を掻き出し、そのあとまた元に戻すという作業を延々してたもんだから、痛てぇのいたくないのなの
普段走ってても使ってる筋肉って違うもんなんだなぁと実感しております。
こんなトコが痛くなるのは自分の場合、江ざらいの時とスケートをした時くらいなもんですよ、って、イデデデ……
というわけで、スケートの話は後半で触れますが、その前に今日の一品。
春と言えば春野菜ということで……
『春キャベツの中華風甘酢漬け』
以前紹介した「白菜の甘酢漬け(ラァ・パァ・ツァイ)」の応用編ですね。
秋と冬は白菜で、春以降はキャベツでお楽しみくださいませ。
では、本日もレシピをどうぞ!
すぐできて簡単なんだけど、けっこう箸が進みますよ~^^
味見してる段階でなくなっちゃう注意報ですねw
レシピにもありますが、香りづけの五香粉はお好みで加えて下さいませ。。。
さて、昨日は富山では、なんと25℃もあったそうで、春到来というより暑かったわけですけども、
ボクが、いよいよ春だなぁ……と思うのは、この冒頭にも触れた3月最後の日曜朝に行われる江ざらいと、それと、フィギュアスケートの世界選手権が終わった時、ですかね~
とは言え、浅田真央も鈴木明子も、そして高橋大輔もいない今シーズンは昨シーズンと比べて個人的にはそう熱くも無かったのですが、まぁそれなりに観てました。
世界選手権に関しては、男子はともかく女子がすごく健闘したなあと思います。
日本代表は宮原と本郷で来季の代表枠3も確保できたし、特に宮原は今勢いあるロシア勢に割って入り銀メダルも獲得できましたからね。
今季はまたしてもルールが変わって、ダブルジャンプにも回数制限が敷かれました。
コレがかなり厳しく、これによって多くの選手がジャンプの構成を考え直さなければいけなくなった結果なのか、序盤から波に乗れないままシーズンが終わってしまったという選手も多かったのではないかと思います。
シーズン序盤戦はジャンプの跳び過ぎ違反で後半組み込まれたジャンプがキックアウトなんてシーンもよく見かけましたしね。
今大会で言うとアメリカ勢が揃って不振でしたし、去年五輪を賑わせたロシアのリプニツカヤなどはロシアの代表にすらなれない有様。。。
そんな中で完ぺきではなかったけれどすべてを向上させてSPから素晴らしい演技を披露し、キッチリと順位を確保した宮原さんは見事でした。
まだ演技に幼さの残る若い選手ですから、コーチの指導と判断も良かったのだと思います。前の試合から全体的な難易度は落とさずに挑みやすいジャンプ構成に変えてきましたからね。
これまでMAXの状態で挑んできたからこそ、短期間でもプログラムの手直しに対応できたのでしょう。
攻める姿勢は、頼もしいです^^
攻める姿勢が頼もしいといえば、SPで女子史上6人目となる3Aを成功させたトゥクタミシェワ!
やるとしたらフリーだろう……と思ってたらやってくれたw
そして決めてくれた!
その代りフリーではやってくれなかったけど^^;
どーでもいい話だけど、ボク、この子見てると梓みちよを思いだすんだよなぁwww
まだ二十歳にもなっていない選手なんだけど、なんか貫禄があると思いません?
いつリンクの真ん中に座り込んで「二人でお酒を」を歌いだすんじゃないかと冷や冷やしてました
ま、そんなことは、ありえへんのですが。
彼女はずっと不振で、地元開催の五輪にも間に合わなかった選手でしたが、やっと体型的にも安定してきたのかジャンプが戻ってきて今季ほとんど負けなし。
加えての~あのトリプルアクセル。
浅田真央というこの分野での巨星がいなくなったおかげで、彼女自身挑みやすくなったというのもあるのかもしれませんし、挑戦する価値を改めて見出したのかもしれない。
出来ることなら、今後もこの線で続けていって頂きたいものです。
やっぱり女子だって3Aも飛ばなきゃ4回転だってやんないと。
いつまでたってもキム・ヨナの技術レベルで止まっていてはいけないと思います。
ま、昨季まで彼女の演技構成が(あるいは、「で?」)なんだかすご~く高く評価され続けていたからこそ、それに異を唱える形で他の選手たちが奮起し始めたのかも……なんてことも感じてしまいますが。。。
そして、今季個人的に心に残った選手とプログラム、と言えば、本郷理華選手と、彼女がフリーに選んだ「カルメン」だったでしょうか。
とにかく大柄な体格と日本人にしては派手な顔立ちがが国際試合のリンクに映えて外国勢に混じっても見劣りしないのと、スケーティングの思い切りが良いです(ただ、ちょっとジャンプの入りの動作が長くて重いのと、姿勢を直していただきたいですが……)。
そんな彼女に、このカルメンという曲が彼女にすごく合っていた。
このプログラムは、最近テレビでもよく見かける宮本賢二さんの振付ですが、編曲は、かのカタリナ・ヴィットの伝説のプログラムとほぼ同じアレンジなのです。
なかなかね……これまでにもカルメンを演じた選手は数多おりましたけども、ほとんど同じ編曲で挑んでくる選手はいなかったように思います。
そこを敢えてこのアレンジで。
雰囲気が出せる自信がなければ、やれないですね。
ま、本郷さんがヴィットなんてほとんど知らないから出来たのかもしれないけれど。
ただ、時代が違うとはいえ、ヴィットのカルメンはもちろん、他の誰が演じたよりもアスレチックプログラムとしてはかなり良かったように感じます。
ちなみにコレがカタリナ・ヴィットのカルメン。1988カルガリー五輪金メダルの演技です。
しかし……
表現力は今見てもダントツ。「私を見ろ~!!」というオーラがとにかくスゴくて、女王の貫禄があります。
こんな選手は未だに出てきていない。そこは認める。
でもジャンプの技術となると、、、、
28年も前とはいえ、トリプルジャンプが2種類だけ。しかも難易度の低いトーループとサルコウがそれぞれ2回の計4回。
いくらこの頃まだ「規定演技」というのがあったにせよ、これで金メダルというのは・・・・・・(※しかしヴィットは規定がダントツに良かったというわけではない。)
でも、ハッタリ感がハンパないね~www
冒頭のコンビネーションなんて全盛期のキム・ヨナが演技冒頭に跳んでいた3Lz-3Tを思わせるし^^;(実際には3T-2T)
この実況はNHKで、解説は当時フィギュアの解説を一手に引き受けていた五十嵐文男さんなのですが、演技終了後、確か、
「カルメンというひとりの女性を演じきったという点では評価できると思います」
というようなビミョーなコメントをされていたように思います。
技術にはまったく触れないというねw
ライブで観ていた当時はまったく気が付きませんでしたが、けっこう観客も白けているよーな印象を受けます。。。。
それもそのはず、地元・カナダの代表でエリザベス・マンリーという選手がいたのですが、そのマンリーは伊藤みどりと同じくジャンプが得意で、3回転のルッツなども成功させ、しかも完璧な演技を披露したにも関わらず席次が2位だったわけですから。
時代とはいえ、この結果、ちょっとなぁ……とは思いますね。。。
最後に先日の本郷理華の「カルメン」を。
ルールの時代差があるとはいえ、プログラムの濃度が違うのがよくわかります。
ヴィットのカルメンなんて、ホントに何もやってない
何度も停まってユラユラ踊っているだけだわ、最後の何秒かは氷の上で寝てるだけだわ……
当時からけっこうこの辺は言われてましたっけね。
このカルガリー五輪のシーズンが、ひとつの時代の終わりだったように思います。
難しいジャンプを決めなきゃ勝てなくなった。
なにせ翌年の世界選手権でチャンピオンになるのは、アノお方ですから。。。
そのあたりのことについては、また次の機会ということで、今日から新粘土、いや、年度。頑張りましょう^^
では、また~