もっちゃんのブログ
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学校と勉強

不登校で悩む子達に多いのが、「なんで学校に行かないといけないのだろう」「なんで勉強しやなあかんのやろ」

といった、学校や勉強に対しての疑問、悩みです。

何故学校に行かないといけないのか?勉強しなければいけないのか?

「いい学校行って、いい企業に勤める為」 これも一つの答えです。

実際、週6日働いて、内容も危険で賃金も安く、将来性もない、ボーナスもなし、休みも不定期、人間関係悪い、

それに対して、週休2日で、自分の選んだ仕事、将来性もあり、ボーナスあり、賃金も高く、色々な経験得れる、

とかなり極端に書きましたが、(実際はこんな単純ではありませんよね)一つの立派な答えになると思います。

しかし、不登校で悩む子達には、上記のような事は「今頑張らなかったら将来辛いぞ、だから今頑張らなけりゃ、頑張らないと、頑張ってないからこの先辛い、頑張るの辛い、もういやや・・」といった感じで、マイナスに考えるてしまいがちです、みなさんはどう考えますか?

「なんで学校に行かないといけないのだろう」「なんで勉強しやなあかんのやろ」この疑問、悩みの解決こそ、

不登校を克服する重要なカギとなるのです。

最初に大事な事

「ちゃんと学校に行きなさい!!」「何で学校へ行きたくないの?」「クラスで重い病気の子も頑張って学校きてるよ」etc・・・これらの言葉はある親御さんや先生が不登校で悩む子供へ言った言葉です。

この言葉がきっかけで自殺未遂や家出といった事があり、不登校が深刻化したことが、実はとても多いんです。

はげますつもりで、理解してあげるつもりで言った言葉が、その子にとっては、心を圧迫され追い込まれてしまったのです。

まずは学校という概念を外し、その子の存在を優しく受け入れてあげる事が大切です。

不登校で悩む子にとって、上記の赤言葉は「学校へ行け!!」と圧迫されているように感じます、なるべく学校と言う言葉は使わずに会話をしてあげて下さい、過剰に心配したり態度が変だと子供は「自分のせいだ・・」と自己嫌悪でますます苦しくなってしまいます、もう一度書きますがその子の存在を優しく受け入れてあげる事です。

ただ難しいのは、そのまま不登校を克服できるかと言うと、そう簡単にはいかないんです、次は・・・難しい

私の不登校

私が本格的に、不登校になったのは中学2年生にの10月頃でした。

3歳の時に、母が癌で死に、小学2年生まで2つ下の弟と児童養護施設で育ちました。

小学3年生になり弟も小学生になったという事で、実家に帰ってきました。当時は父の事が大好きで、施設ではとても仲が良かった弟とも、父をめぐって喧嘩ばかりでした。

小学生の頃は不登校こそなかったものの、休みが多い子供でした。

父が自分達が学校に行くよりも早く仕事にでるので、気分の乗らないときや寝坊した時など、何かちょっと嫌になってたびたび学校を休む、父も仕事に忙しく、特に何も言ってきませんでした。

だいたい1年に15~20日欠席する、そんな子供でしたが学校ではいたって普通でした、授業もちゃんと受けていたし、テストの点もかなり良い方で当時は自分の事をかなり頭が良いと思っていました。

中学に上がって部活動や中間、期末テスト、好きな女の子など新しい出来事に気が乗らない事が増え、徐々に休みが増えていき、そして中学2年生の10月頃からとうとう学校に行けなくなりました。

今でも、「何が原因?」と聞かれると「これ!」とは言えません、ただそこからは、「とてもとても長く、苦しい時間でした」

最初の3~4日位は、体調不良と言う事で納得していた父に、「何で学校行けやんのや」と攻められるのが嫌で反発してばかり、先生が訪問してくるのも嫌で部屋に閉じこもり、生活習慣は完全に昼夜逆転、昼間はまだテレビを見てごまかせていた事も、深夜になるとまったく眠れず自問自答の日々。

「これからどうなってしまうんやろ」、「死んだどうなるんやろ」、「何で生きてるんやろ」、眠れない長い長い夜が、自己嫌悪と不安感、絶望感が自分の頭の中を蝕んでいき続ける、2階の自分の部屋から本当に飛び降りそうになりました。

父も、もうどうしたら良いのかわからない、本当にあの時が、自分にとって一番辛かった時期です。