実は、職務規定で生徒にブログの存在すら教えてはならないこととなりましたので、(違反するとクビです)これからの「受験英語ブログ」は、偶然覗いて下さった全国の受験生の方々(含む私の生徒さん)、卒業生の方々、同業者の皆様のために書くつもりです。

偉そうなことを申しますが、受験勉強も学問である以上、真実の追求こそ究極の目標です。

例えば、
自動詞と他動詞

参考書では
「他動詞とは後ろに目的語があるもの、自動詞とは後ろに目的語がないもの」
あるいは、
「自動詞は1文型、2文型で、他動詞は3~5文型で使う」
といった「説明」が太字とか赤字、囲みなどで堂々と記載されております。

それが何か?

それって用語の説明に過ぎないじゃないですか!
「男とはちんこがついている人、女とはちんこがついてない人」と説明して何の役に立つのでしょう?

英文を読む時、動詞が出るたびに、先に後ろを見て、目的語があるから他動詞だ! とか、S=Cの関係があるので自動詞だ! とか、いちいちやっていくわけにいかないじゃないですか!
受験は、必ず試験時間が決まっているので、速く読めないと勝負にならない。よって、前から後ろに読むのがいい。よって、動詞を見た瞬間、他動詞か自動詞か分かっていないとダメ。
文法問題にしても、空所にぶち込む動詞の型が分からなきゃ勝負にならない。整序問題、英作文、リスニングならなおさらですよね。

というわけで、参考書や、それに類する授業など何ら役に立たないということがお分かりでしょうか?
生徒に「他動詞とは?」と問いかけて、「後ろに目的語があるもの」と答えさせる授業など授業ではないということなんです。

何が受験に役立ち、何が役立たないか? 生産性を無視して成功はあり得ないでしょう。







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