去年の12月31日に姉が他界しました。

癌の知らせを受けたときは、家族で抗がん剤を使用するのか、使用しないのか色々と話し合いました。

姉は最後まで一貫して、抗がん剤は使わないという意志を貫き、最後の最後まで諦めずに生きようと頑張っていました。

そして、最後は家族全員が起きてくるのを待ち、皆が看取る中静かに逝きました。

亡くなる前日は、意識は朦朧としていましたが、一人でトイレにもいけたし、ふとした瞬間に意識がはっきりし「今までありがとう」と自分に言ってくれたことは忘れることができません。
姉は最後の最後まで、力強く生きていました。

姉は自分で検査結果を聞き、自分で治療方法を決めました。その結果、別れる時間も作れたし、家族も姉も悔いの無い選択が出来たと思います。極限の中でそんな選択ができた姉は最高の姉だと思います。


このブログを読んで下さった方々の中には、自分自身が癌になってしまった、又は家族の誰か、大切な誰かが癌になってしまった方がいると思います。治し方もわからない、本人に正直に伝えていいかどうかもわからない、本人にどう接していいかもわからない、何が正解かわからない毎日の中でたくさん情報を集め、どうか、悔いの無い選択をして下さい。


自分は、姉に託されたこのブログを使って何かしようか考え中です。アップしたときにはよろしくお願いします。