ども、

ちょっと、ブログの更新が滞っておりましたが

獅子座の新月と言う素敵な星回りなので、久々に書いてみようと思います。



突然ですが、

「あぁ・・・、面倒くさい」と、子どもに感じたことはありますか?



「子育てなんて楽勝で楽しくって仕方ない!」なんて・・・・



ありえませんよね(笑)




誰しも、子育てには頭を悩ませるものだ・・・、と何十年も変わらず言われ続け

近年ではADHDなどの病名がつけられ

「だからなのか・・・!」と子育ての苦悩を解釈する場面も増えてきました。



子ども達は、ある一定の年齢に差し掛かると

幼稚園・保育園・小学校など社会と多く関わるようになり


その中で、子ども自身も他の子どもと自分を比べ

競い・落ち込み・葛藤しながら成長します。



まだ幼い幼児の時期は

言葉で自分の気持ちを上手に表現することが出来ないので


何とも言い難い「モヤモヤした気持ち」が衝動的な行動になる事も多いですね。



その気持ちは「噛み付き」「嘘」「他害」「自傷」「暴走」などによって表現され

保護者以外で関わる保育者も手を焼く結果となります。



先ほど出た「ADHD」の症状も、一昔前では脳の障害とされ

遺伝的要素はないと言う医師も大勢いいましたが


現在では環境要因と遺伝的要因がその症状を悪化させる

と言うことが通説となっています。



では、環境要因ってなんだろう・・・?



そもそも、環境要因が子どもの「面倒くさい行動」を増徴しているのであれば

普通の子(*この線引きも曖昧なものですが)も環境で性格や行動が変わるのか?


という一つの疑問に辿り着きます。



答えは、YES


心理学的に見ると

問題行動を起こす子ども(ADHDを含め)の多くは

親から「その子が欲しい形で」愛情を十分に与えられていない事が多いようです。



手のかかる子どもの行動故に、躾や子育てに翻弄された親達は

不安定な愛情と環境を与えがちになり、その結果

未成熟な子どもは「問題行動」として【それは求めている愛情の形ではないよーーー!】とサインを出す事に繋がります。



つまり、逆を言えば

問題を起こしやすい性質をもった子どもでも

親から「安全で安定した環境と愛情」を注がれた子どもは

「面倒くさい行動」を起こさず成長して行くことが多いのです。



問題を起こしやすい種(性質)を持つ子は

繊細で傷付きやすく、あらゆる面において感じやすい子どもなので

【自分の内面】だけでなく【親の中にあるモヤモヤ】にとても敏感だと言えます。



『何で子の子は問題ばかり起こすのだろう?』


そう思ったとき、


親は、その子が置かれている社会的な環境(園や学校)に目がいき勝ちかも知れませんが


まずは基本となる「自分と子どもの関わり」に注目して下さい。



『自分自身』が十分に成熟し

自分自身が親からきちんと自立し

誰かのせいにしながら弱さを誤魔化して生きていないか・・・



子どもを「ちゃんと」育てたいのは親心だと思いますが

子は親の鏡。


ちゃんと育たぬ理由は必ずあるのです。



全ての子どもは、どんな特徴を持って生まれたにせよ

「この遺伝子で生きていこう!」と、決めて生まれてきたわけです。



それは、遺伝子レベルの話で言えば「適者生存」の理に適っているのです。


あとは、その遺伝子をどんな環境で生かして行くか

サイン(問題)が出たら、やり直せば良いだけ、

福嶋はそんな風に思いますよ。



今日も、個育てをぜひ楽しんで下さいね~♪







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