FTJS!オフィシャルブログ

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今回のお話は「オンコード」です。

あ~、もう嫌そうな顔をしているPC画面の向こうのあなたの顔が見えます。(笑)
もしくは、そんなの初めて聞いた!という顔をした、幸せなあなたの顔が。(爆)

まず「オンコード」というもの自体についての説明です。

表記としては、『FonG』や『F/G』などのように譜面に表されます。
これはまさに読んで字のごとくで、「FというコードがGというベース音(またはコード)の上に乗っていますよ!」という意味を表します。

つまり、普通『F』と書けば、その構成音のファラドを押さえればいいのですが、さらに『onG』がつくと、ベース音だけG(ソ)の音にするという解釈になります。


さて、それでは「具体的にどうすればいいのか?」という実践的な説明をしていきましょう。

要するに、今回の例でいう『FonG』と書かれていたら、本筋のコードは『F』(つまり、ファ・ラ・ド)なわけです。
ですから、コード楽器の人は『onG』を無視してFコードを弾いてしまえばOKです!
反対に、ベーシストは逆に『onG』の方が大事なので、上のFを無視してG(ソ)を押さえましょう!

もうこれだけでOK!
オンコードも恐るるに足らずですね。

「コード楽器の人はオンコードの上の部分だけに注目!」
「ベーシストはオンコードの下の部分だけに注目!」

このルールだけ覚えてしまえば、あとは普通のコードの解釈だけで一曲通してセッションできてしまいます。というワケで、やはり初心者には詳しいオンコードの知識は必要ないのです!

ちょっと難しいコードが出てくる譜面を渡されても、冷静に対処すれば、必ず簡単に突破する方法が見つかります。臆さずガンガンジャムデビューしていっちゃいましょう!